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ふれあい夢通信バックナンバー集・ふれあい夢通信第53号
53特集号(2018冬号)
平成30年度から「ふれあい夢通信」ホームページにより、山口県の教育情報を保護者、地域、学校に向けて発信しています。
また、以下の「ふれあい夢通信」SNSで、「ふれあい夢通信」ホームページの掲載についてお知らせしています。
- ふれあい夢通信Facebook<外部リンク>
- ふれあい夢通信Twitter<外部リンク>
目次
- 山口県教育の実践、各種研修会、統計結果等
- 山口県教育振興基本計画を策定しました
- 「やまぐち教育応援団」ホームページに「平成29年度活用事例の紹介」を掲載しました!~「やまぐち教育応援団」の活用及び登録をお願いします!~
- やまぐち子どもふるさとサミットが開催されました
- 「新学習指導要領の手引き」を作成しました
- 県立下関中等教育学校・県立高森みどり中学校の平成31年度入学生を募集します
- 県立高校等におけるコミュニティ・スクールの取組について
- 県立周防大島高校では全国から生徒を募集しています
- 高等学校等における「通級による指導」の導入について
- 特別支援教育フェスティバルを、開催します!
- 体験活動の有用性について
- 「わが家のやくそく大募集」への御応募、ありがとうございました!
- ふれあい掲示板
- 読者プレゼント
- 広告
1 山口県教育の実践、各種研修会、統計結果等
(1)山口県教育振興基本計画を策定しました
人口減少や高齢化の進展、急速な技術革新やグローバル化の進展など本県教育を取り巻く環境の変化や本県の子どもの状況、また国や社会の動向等を的確にとらえた上で、県教育委員会では、今後5年間の本県教育の指針となる「山口県教育振興基本計画」(2018年度~2022年度)を策定しました。
この計画では、これからの複雑で予測が困難な時代にあって、子どもたちが社会の変化に対応しながら主体的に未来を切り拓く力を育むことができるよう、「生きる力」の育成をめざした前計画の教育目標「未来を拓く たくましい『やまぐちっ子』の育成」を継承し、学校・家庭・地域をはじめ市町教委や関係機関等とも連携した本県らしい特色ある取組を推進します。
- 山口県教育振興基本計画(計画期間:2018年度~2022年度)をウェブページに掲載しています。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50100/kihonkeikaku/kihonnkeikaku.html
お問い合わせ先 |
教育政策課 教育企画班 |
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(2)「やまぐち教育応援団」ホームページに「平成29年度活用事例の紹介」を掲載しました!~「やまぐち教育応援団」の活用及び登録をお願いします!~
「やまぐち教育応援団」ホームページに「平成29年度活用事例の紹介」を掲載しました!
各地域、各校種の事例数については、下記の表のとおりです。活用事例をご覧いただき、「やまぐち教育応援団」のさらなるご活用と、「やまぐち教育応援団」への積極的な登録をお願いします。
- 「やまぐち教育応援団」の情報は、ウェブページからご覧ください。
http://shien.ysn21.jp/ouendan/<外部リンク>
地域/校種 |
小学校 |
中学校 |
高等学校 |
特別支援学校 |
計 |
---|---|---|---|---|---|
岩国 |
7 |
5 |
6 |
1 |
19 |
柳井 |
20 |
9 |
6 |
1 |
36 |
周南 |
18 |
6 |
12 |
1 |
37 |
防府 |
10 |
7 |
6 |
2 |
25 |
厚狹 |
16 |
8 |
9 |
1 |
34 |
下関 |
6 |
6 |
11 |
3 |
26 |
萩 |
12 |
5 |
6 |
1 |
24 |
合計 |
89 |
46 |
56 |
10 |
201 |
お問い合わせ先 |
教育政策課 教育企画班 |
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(3)やまぐち子どもふるさとサミットが開催されました
平成30年9月29日(土曜日)に、山口ゆめ花博会場内において、やまぐち子どもふるさとサミットを開催しました。県内全19市町からの代表児童38人が参加し、明治150年の節目の年に、子どもたちが見付けたそれぞれの地域の「とっておきの魅力」について、発表や意見交流を行いました。
代表児童はそれぞれの地域に関わりの深い歴史上の人物、守っていきたい自然、地域の特産物、古くから伝わる話など、地域の魅力についてそれぞれ工夫を凝らした方法で発表を行いました。
代表児童は交流を深める中で、「ふるさと山口」に対してこれまで以上に誇りや愛情を育むことができたサミットとなりました。
午後は、テレビやラジオで活躍中のフリーパーソナリティの沖永優子さんに「伝えることを 楽しもう」と題して、伝えることの大切さや難しさ、そして楽しさを、演習を含めてお話しいただきました。
子どもたちの目線から見える地域の魅力の中には、大人が気付いていなかったものあり、発表者だけでなく参観した人にとってもふるさとを再発見するきっかけとなりました。
お問い合わせ先 |
義務教育課 指導班 |
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(4)「学習指導要領の手引き」を作成しました
平成29年3月に、新しい幼稚園教育要領、小学校と中学校の学習指導要領が示されました。これらは、全国のどこの学校や園で教育を受けても一定の教育水準を確保するために、文部科学省が定めているもので、教科書や学校・園での指導内容のもとになっています。
県教委では、新しい幼稚園教育要領や学習指導要領を踏まえて、県の教育目標である「未来を拓く たくましい『やまぐちっ子』の育成」に向けた取組が各学校や園において一層推進されるよう、幼稚園教育要領と学習指導要領のポイントを分かりやすくまとめた手引きを作成しました。
内容は次のようになっています。
先生方はもちろんのこと、地域や保護者の方々もこれからの教育に求められていることなどを知る資料として、ぜひご活用ください。
- 「学習指導要領の手引き」は、義務教育課のウェブページをご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50900/sidouyouryou/tebiki.html
お問い合わせ先 |
義務教育課 指導班 |
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(5)県立下関中等教育学校・県立高森みどり中学校の平成31年度入学生を募集します
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県立下関中等教育学校 |
県立高森みどり中学校 |
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入学定員 |
105人 |
40人 |
出願期間 |
平成31年1月7日(月曜日)~10日(木曜日)午後5時 |
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選考検査 |
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入学予定者の発表 |
平成31年1月30日(水曜日) |
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お問い合わせ先 |
Tel:083-266-4100 |
Tel:0827-82-3234 |
高校教育課 高校改革推進班 |
お問い合わせ先 |
高校教育課 高校改革推進班 |
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(6)県立高校等におけるコミュニティ・スクールの取組について
山口県では、平成29年度までに16校、今年度は新たに16校の県立高校にコミュニティ・スクールを導入し、学校と地域が相互に関わり合い、ともに活性化を図っていく、地域とともにある学校づくりを進めています。
高校は、小・中学校と異なり、様々な課程や学科等があり、学校ごとに教育目標や地域の期待などが異なるという特徴があります。そのため、山口県では、高校におけるコミュニティ・スクールを、学校・学科の特色や地域の実情に応じて学校や地域の課題解決に向けた多様な取組を進める「テーマ型コミュニティ・スクール」と位置付け、地元地域や大学・企業等との幅広い連携・協働による、高校ならではの取組を推進することで、将来の地域の担い手となる人材の育成や、地域の活性化につなげていきたいと考えています。
今後は、平成32年度までにすべての高校にコミュニティ・スクールを導入することとしていますので、保護者の皆様には、学校や地域における様々な教育活動にご支援・ご協力をいただきますようお願いします。
お問い合わせ先 |
高校教育課 高校改革推進班 |
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(7)県立周防大島高校では全国から生徒を募集しています
周防大島高校は、人情も気候も優しい「瀬戸内のハワイ」周防大島にあり、「フィールドワーク」等の地域と連携した学習活動、学校行事等の特別活動、部活動等に生徒が主体的に取り組む中で、多様な交流を通して一人ひとりのよさを伸ばし、地域で創造的に活躍できる人材を育成しています。
設置学科及びコース |
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その他 |
2020年3月までに眺望抜群の5階建て新校舎と男女各30個室の寮が新校舎近くに完成の予定。 |
お問い合わせ先 |
周防大島高校 安下庄校舎 Tel:0820-77-1048 Fax:0820-77-0667 |
お問い合わせ先 |
高校教育課 高校改革推進班 |
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(8)高等学校等における「通級による指導」の導入について
- 平成30年4月から、高等学校・中等教育学校後期課程において特別の教育課程が編成できるようになり、「通級による指導」の実施が可能となりました。
- このため、本県では平成29年度から県内3校の高等学校において、実践研究事業を開始しました。
- また、平成30年度からは、県内7支部7校の高等学校を地域の特別支援教育を推進する拠点校として位置付け、ふれあい教育センターや総合支援学校と連携し「通
級による指導」をはじめとした地域の高等学校等への支援体制の整備を進めています。
お問い合わせ先 |
特別支援教育推進室 |
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(9)特別支援教育フェスティバルを、開催します!
障害のある児童生徒への理解促進を図るため、特別支援教育フェスティバルを開催します。
フェスティバルでは、総合支援学校の児童生徒の様々な活動を紹介します。会場に足をお運びいただき、頑張る子どもたちの姿をご覧ください。
- 日時 平成31年1月18日(金曜日)・19日(土曜日)10時~
- 場所 ゆめタウン徳山(周南市)
- 内容 作業製品(さをり織り、藍染め製品の小物や鞄等)の展示・販売
芸術作品の展示
パラリンピック選手等との交流 など
お問い合わせ先 |
特別支援教育推進室 |
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(10)体験活動の有用性について
自然や歴史、仲間、多様な人々と関わり合う体験活動は、子どもたちが生命や自然を大切にする心、他を思いやる優しさ、社会性、規範意識などを身に付け、豊かな心を形成するために大きな役割を担っています。
本年8月に国立青少年教育振興機構が公表した「青少年の体験活動等に関する意識調査」結果によると、自然体験や生活体験等を多く行っている子どもは、自律性・積極性・協調性といった自立的行動習慣が身に付いている傾向があり、自立的行動習慣が身に付いている子どもほど、自己肯定感が高い傾向があります。
【自然体験と自律性、自律性と自己肯定感の関係】
(出典)国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する意識調査」結果
また、昨年12月には「山口県社会教育委員の会議」から、こうした体験活動の有用性に関する理解の促進や、体験活動を支える指導者の育成、プログラムの充実を図るよう、県教育委員会に対して提言がなされています。
本県では、長期自然体験活動「心の冒険・サマースクール※」や子どもたちの豊かな人間関係を育む体験学習法である「AFPY(アフピー)※」を用いた活動など、特色ある体験活動を実施しており、子どもたちの生きる力を育む上で大きな成果を上げています。
「心の冒険・サマースクール」では、参加者のアンケートに基づいたプログラムの効果測定を行っており、昨年度の調査結果では
- 「先を見通して、自分で計画が立てられるようになった」
- 「自分勝手な、わがままを言わないようになった」
- 「人の心の痛みが分かるようになった」という項目で、特に高い効果を得ることができました。
また、「AFPY」の活動後のアンケートでは、
- 「AFPYの活動を終えると一体感が出来て仲良くおしゃべりできるようになった。」
- 「ふり返りの意見が本当に勉強になった。」
- 「コミュニケーションをとることは大切なことだと再認識した。」といった感想が多く書かれています。
県教育委員会では、体験活動の充実のため、引き続き、「心の冒険・サマースクール」や「AFPY」などの取組の充実に努めるとともに、学校・青少年教育施設・地域とが連携した特色ある体験活動を推進していきます。
- 「心の冒険・サマースクール」のことをもっと知りたい方は、ウェブページをご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50400/summer-s/summer-school.html - 「AFPY(アフピー)」のことをもっと知りたい方は、ウェブページをご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50400/afpy/afpy.html
※心の冒険・サマースクール…世界的な冒険教育機関であるOBS(Outward Bound School)の手法を取り入れた、野外活動とカウンセリングを組み合わせ、個人や集団の成長を図る野外教育活動。
※AFPY(アフピー)…Adventure Friendship Program in Yamaguchiの略他者と関わりあう活動を通して、個人の成長を図り、心豊かな人間関係を築くための考え方や行動の在り方を学びあう、山口県独自の体験学習法
お問い合わせ先 |
社会教育・文化財課 青少年教育班 |
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(11)「わが家のやくそく大募集」への御応募、ありがとうございました!
9月に実施した「わが家のやくそく大募集 夏休みチャレンジ」では、家族で話し合い、やくそくを決めて取り組むことを通して、互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたり、家族同士のつながりが深まったりしたという報告が数多く寄せられました。
- 詳しくは「家庭の元気応援キャンペーン」ウェブページをご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50400/kateikyouiku/kateinogenki.html
お問い合わせ先 |
社会教育・文化財課 家庭・地域教育班 |
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2 ふれあい掲示板
(1)山口県由宇青少年自然の家(ふれあいパーク)http://www.furepaku.com/<外部リンク>
Tel 0827-63-1513
(1) おやこで陶芸
- 期日/1月20日(日曜日)
- 対象/年中~小学生とその家族
- 定員/12家族
- 申込期間/12月20日(木曜日)~24日(月曜日)8時30分~17時(申し込み多数の場合は抽選)
- 説明/家族みんなでやきものづくりに挑戦しよう。
思い出に残る陶芸体験をご一緒に・・・
(2)山口県秋吉台青少年自然の家 http://www.c-able.ne.jp/~akishoji/<外部リンク>
Tel 08396-2-0581
(1) 秋吉台山焼き体験
- 期日/2月17日(日曜日)
- 対象/一般及び小学生以上の親子
- 定員/80名
- 参加費/1000円(19歳以上)、800円(18歳以下)
- 締切/1月23日(水曜日)必着
- 説明/日本最大の野焼き「秋吉台山焼き」を体験することで、その迫力を肌で感じ感動を共有する。長い歴史のある山焼きの
存続が危惧されている中、本来の山焼きの目的を知り、農作業の一環として勤労や協力の大切さを体感する。
(2) チャレンジ洞くつ探検 ~まぼろしの地底湖めざして~
- 期日/3月9日(土曜日)
- 対象/小学4年生以上(未成年者は保護者同伴)
- 定員/20名
- 参加費/1000円(高校生以上)、800円(小・中学生)
- 締切/2月20日(水曜日)必着
- 説明/日本ジオパークに認定された「Mine秋吉台」の中でも象徴的な「秋芳洞」の普段入ることのできない奥を探検。
そこには幻の地底湖が待っている。
(3)山口県十種ヶ峰青少年自然の家 www.c-able.ne.jp/~seed-10/
Tel 083-958-0033 Fax 083-958-0705
(1) 十種ヶ峰の冬を楽しむ(1)
- 期日/1月19日(土曜日)~1月20日(日曜日)
- 対象/親子
- 定員/50名
- 締切/1月4日(金曜日)
- 説明/冬山で雪に親しみながら歩くスキーやゲレンデスキーの活動をすることで、自然や家族とのふれあいを深めます。
(2) 十種ヶ峰の冬を楽しむ(2)
- 期日/2月9日(土曜日)~2月10日(日曜日)
- 対象/親子
- 定員/50名
- 締切/1月25日(金曜日)
- 説明/冬山で雪に親しみながら歩くスキーやゲレンデスキーの活動をすることで、自然や家族とのふれあいを深めます。
(3) 十種ヶ峰に登ろう
- 期日/3月21日(木曜日)
- 対象/親子・一般
- 定員/40名
- 締切/3月6日(水曜日)
- 説明/春の息吹を感じながら、十種ヶ峰を登り、山頂からの景観を楽しみます。
3 読者プレゼント
宇部総合支援学校生徒製作の手工芸品をセットにして10名様にプレゼント!
宇部総合支援学校では、校訓「共に生きる」を合言葉に地域と共に育つ学校を目指しています。高等部では、普通科作業学習12班、産業科職業実践5班において卒業後の社会参加へ向けて意欲的に取り組んでいます。生産物や製品は文化祭などの販売において好評を得ています。
今回は、縫工・紙工・インテリア工芸(さをり織り)・ハンドクラフトの4つの作業班で製作したものをセットにして10名様にプレゼントします。
プレゼントの応募方法
読者プレゼント御希望の方は、住所、氏名、年齢、電話番号、「ふれあい夢通信」の感想を御記入の上、下記の編集部まで、はがき、Fax、電子メールで御応募ください。なお、当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
山口県教育庁教育政策課教育企画班 |