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米軍再編関係・空母艦載機移駐後の岩国基地周辺における航空機騒音の状況について
山口県基地関係県市町連絡協議会連絡会議について
- 日時 平成31年4月19日(金曜日)14時00分~14時30分
- 場所 山口県岩国総合庁舎 共用第1会議室
- 出席者 山口県、岩国市、柳井市、周防大島町、和木町 各担当部長等
- 議題 空母艦載機移駐後の岩国基地周辺における航空機騒音の状況について
- 会議の概要
岩国基地周辺における航空機騒音の状況について、県及び関係市町間で、次のとおり共通認識を図りました。
移駐判断時の検証結果との比較
- 平成30年度の年間W値は、平成18年当時の現況を全ての騒音測定地点で下回るとともに、9割の地点で騒音予測コンターのW値以下であることから、当初の予測の範囲内であることを確認した。
移駐完了後の影響
- 移駐完了後の騒音の状況を地域別にみると、基地西側や北西の測定地点において減少する一方、基地周辺や航空機の飛行ルート近辺等では増加している地点がある。
- 月別にみると、艦載機が岩国を離れた7月から10月までの間は概ね減少したものの、4月と5月や帰還した11月以降は概ね増加している。
- 特に、FCLP前後の4月と5月には、9割の地点で月別最高値を記録するなど広範囲にわたり騒音が増大し、住民から地元市町に対して多数の苦情が寄せられており、基地周辺の住民生活に影響を及ぼしている。
- また、5月下旬から6月上旬にかけて実施されたFCLP後のCQでは、滑走路の時間外運用に伴う影響は、必ずしも大きなものではなかったものの、主に夜間における多数の離着陸等により、地元岩国市に対し、多数の苦情が寄せられている。