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コンクリート品質確保・平成29年度土木学会賞技術賞受賞
山口県におけるコンクリート構造物品質確保の取組みが「我が国のコンクリート構造物の品質確保マネジメントの転換点を象徴する事業であり、永きにわたって広く参照される価値を有しているもの」との高い評価を受け、平成29年度土木学会賞技術賞を受賞しました。
- 土木学会賞
土木学会創立後6年目の1920(大正9)年に「土木賞」として創設されて以来、大戦終了後の1945年から48年までの余儀ない中断はあるものの、80余年の伝統に基づく権威あ
表彰制度である。現在は技術賞をはじめ10区分の賞がある。
- 技術賞(平成29年度表彰:1グループ12件、2グループ7件)
土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる画期的な個別技術(ソフト技術も対象)に対して授与される1グループと、画期的なプロジェクトに対
て授与される2グループがある。今回は1グループでの受賞である。
- (公社)土木学会ウェブページ<外部リンク>
1.業績名
山口県によるひび割れ抑制・品質確保システムの構築と展開
(コンクリート構造物のひび割れを抑制し、耐久性を発揮する独自のシステムを構築、展開)
2.受賞者
山口県
徳山工業高等専門学校 教授 田村隆弘(たむら たかひろ)
徳山工業高等専門学校 客員教授 二宮純(にのみや まこと)
山口大学 教授 中村秀明(なかむら ひであき)
横浜国立大学 准教授 細田暁(ほそだ あきら)
3.技術賞「1グループ」プレゼン
山口県によるひび割れ抑制・品質確保システムの構築と展開(PDF:2.78MB)
4.受賞式
日時:平成30年6月8日(金曜日) 平成30年度(公社)土木学会 定時総会
授賞理由書(PDF:230KB)
5.受賞報告会
受賞を機に、県内コンクリート構造物の品質確保・耐久性向上に向けて、各関係者との協働体制を発展させつつ、この取組をより一層力強く進めるべく、県内関係者向けの受賞報告会を開催しました。