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林業技術研究室

ページ番号:0254596 更新日:2024年4月25日更新

林業技術研究室

業務内容

[生産利用グループ]

  • 林業経営、林業機械の調査研究
  • 木材・特用林産物の調査研究

[森林保全グループ]

  • 森林の更新・保育、保全の調査研究
  • 森林樹木の生理・生態、森林資源の調査研究
  • 林業用種子の調整・発芽鑑定、むつみ林木育種園の管理運営

試験研究課題

課題名

研究期間

(1)ドローンによる急傾斜小面積崩壊地における航空実播技術の開発実証

令和5年(2023年)から
令和7年(2025年)まで

(2)自動化・無人化技術を活用した林業技術体系の構築

令和4年(2022年)から
令和6年(2024年)まで

(3)新たな品種等の導入による低コスト再造林技術の確立

令和元年(2019年)から
令和6年(2024年)まで

(4)再造林の更なる推進に資する花粉の少ない苗木増産技術の開発

令和6年(2024年)から
令和8年(2026年)まで

(5)病害を抑える山口県オリジナル林業用コンテナ苗培土の開発

令和3年(2021年)から
令和7年(2025年)まで

(6)山口県森林作業員の身体活動量測定による作業負荷の実態把握

令和5年(2023年)から
令和6年(2024年)まで

  (7)  森林資源の持続的利用技術の開発

令和4年(2022年)から
令和7年(2025年)まで

(8)新規薬剤登録等森林・林業技術に関する試験​

令和4年(2022年)から
令和6年(2024年)まで

(9)森林資源の高付加価値化に関する研究

令和4年(2022年)から
令和8年(2026年)まで

 

ドローンによる急傾斜小面積崩壊地における航空実播技術の開発実証

急傾斜でアクセス困難な小規模崩壊地(1ha以下)の緑化を行うため、ドローンによる航空実播技術の開発及び実証を行う。​

ドローンによる散布

赤色立体図 ドローンRgb ドローンNdvi
ドローンによる散布状況 レーザー測量により地形を把握して実播方法を選択

ドローンRgb撮影による植生回復状況

ドローンNdvi撮影による植生回復状況

自動化・無人化技術を活用した林業技術体系の構築

実用化に向けて開発が進んでいるICTやロボット技術、AI等による自動化・無人化技術による(1)伐木工程の無人化、(2)地拵え・植栽・下刈り工程の無人化、(3)設器具撤収の省力化・軽労化に係る研究を実施し、新たな林業技術体系を構築する。​

ウインチアシストシステム(テザー) 山もっとモット下刈り AR画面 傾斜地用ドローンポート
ウインチによる伐木・造材機械のアシスト 多目的造林機械とARグラスの組み合わせによる下刈り

​​多目的造林機械とARグラスの組み合わせによる下刈り(オペレータ視界)

簡易なドローンポートによる架設器具の撤収

 

再造林の更なる推進に資する花粉の少ない苗木増産技術の開発

花粉症対策苗木増産のため、限られた種子を有効活用した苗木生産技術を検討し、種子を効率的に利用できる育苗方法を明らかにする。また、出荷を柔軟に制御できる技術を開発し、不定期植栽ができるコンテナ苗の利点を生かしたトータルで得苗率の向上を目指す技術や、植栽後の成長量がいままで以上に期待できる苗を育成できる技術を開発し、保育経費の削減を目指し、再造林の推進に資する。

種子選別装置 コンテナへの直接播種 形状比の違うコンテナ苗
種子選別装置 コンテナへの少粒直接播種 徒長気味の苗(左)よりも植栽後の良好な成長が期待できる形状比の小さい苗(右)