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鮮度保持講習会&ビジョン形成・ブランド戦略検討会が実施されました!
魚の旨味と売上を上げるための血抜き・活締め講習会開催!
萩市が主催する鮮度保持講習会が7月11日(水曜日)に山口県はぎ統括支店で開催されました。
萩市内の漁業者を対象に参加者を募集したところ、31名の漁業者が参加。
講師は東京都、豊洲市場を始め日本各地で活躍する東京活魚センター 渡邊瑛之さん。
150件以上の飲食店と取引する凄腕の仕入れ・仕立て人です。
座学編
座学では活〆や血抜きの意味について、実用的なお話をホワイトボードを使って分かりやすく説明してくださいました。
美味しさの素であるエネルギーを体に残すことが肝。活〆により余計な消耗を抑えます。
魚の処理次第で味は全く変わるそうです。
しっかり「仕立てた」魚は2週間程度経っても、むしろ経った方が熟成が進み
美味しくなると力説されました。
実技編
座学の後は実際に魚を使いながら実技講習です!
実際に漁獲した魚を使い、講師から教わった技術で活〆や血抜きを練習しました。
参加者からは「大変勉強になった」とのコメントが多数!
活〆した跡は美味しさの証拠!
講習会は全3回開催されることとなっています。
次回は9月5日(火曜日)に開催予定
「持続可能な水産業」の実現を目指したビジョン形成・ブランド戦略検討会開催
講習会と同じく、萩市が実施する水産物魚価向上対策支援事業の一つとして
「ビジョン形成・ブランド戦略の検討」も同日行われました。
検討会は4回開催される予定であり、今回が第1回目となりました。
参加者は漁業関係者のみならず、飲食店、観光業、メディアといった分野を横断したメンバーが集まりました。
「魚を食べたい。どこに行こうか?」、「魚を食べたい。どれを買おうか?」というときに
「萩に行こう!」「萩産を買おう!」と選ばれるためには何が大切なのか?
イデアパートナーズ株式会社 井出修身さんを講師に迎え、検討会は進行されました。
最初に萩市水産業のための、ビジョン形成と戦略の考え方について講演をいただきました。その後は、萩の魚の「強みと目指す方向性」をテーマにグループディスカッションが行われました。
萩市が抱える具体的な課題について意見が出る一方、多種多様な水産物が水揚される等
萩の強みについても多くの意見が出ました。次回は8月10日(木曜日)に開催予定。
問い合わせ先
萩市水産課 Tel:0838-25-4195