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「やまぐちの農業農村」に関するインフラ総合管理データベース構築の取組が『農林水産大臣賞』を受賞しました!
山口県が、山口県土地改良事業団体連合会(県土連)、株式会社ニュージャパンナレッジ(NJK)と連携して構築した「やまぐちの農業農村」に関するインフラ総合管理データベースが「第7回インフラメンテナンス大賞」において、農林水産大臣賞を受賞しました。
表彰式(首相官邸)
賞状(農林水産大臣賞)
「インフラメンテナンス大賞」は、日本国内のインフラメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰するもので、やまぐちの農業農村インフラに関する各種データベースと関連アプリを活用した、関係者との迅速な情報伝達・共有・データ活用の取組が「インフラメンテナンスを支える活動」として評価されました。
この総合管理データベースは、県土連が保有する水土里情報システムを核とするもので、県内の農地や農業用施設に関する各種情報を搭載するとともに、スマートフォンやタブレットが持つ機能をフル活用し、インフラ機能の維持に向けて、各地域で行われる農地・農業用施設の維持管理、点検診断、災害措置、保全対策など、現地活動の状況を関係者でリアルタイムに共有できます。
データベースの構築によって、これまでの紙媒体(調書、図面、写真帳)利用を脱却(電子データ化)し、集約作業の労力軽減やスペース削減、的確なデータ検索・抽出などを実現しました。
維持管理から対策まで一連のサイクルをデータ管理することで、効果的・効率的なインフラメンテナンスを実施でき、県や市町が発する情報のみならず、土地改良区や日本型直接支払の関係組織、ため池等施設管理者による保全管理の情報等を共有、蓄積することで効率的な維持管理が可能となります。
今後も更なるアプリの利用促進とデータベースの精度向上を図り、効果的・効率的なインフラメンテナンスの実施につなげていきます。
【関連情報】
【イメージ】「やまぐちの農業農村」のインフラに関する総合データベース (PDF:786KB)