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コミュニティサイト等のワナ~その人は本当に”いい人”ですか?~
コミュニティサイトと出会い系サイト
コミュニティサイトとは・・・
- インターネットサイトに加入することにより、多人数とコミュニケーションがとれるサイトです。
出会い系サイトとは・・・
- インターネット上で異性間の「出会い」の場を提供するサイトです。
- 年齢制限があり、18歳未満の利用が禁止されています。
コミュニティサイト等の特性と危険性
コミュニティサイトの特性
- 簡単に、誰でもいつでも接続できる。
- ニックネームでも登録できるので匿名性が高く、直接顔を合わせることもないので被害者側の警戒感が低くなる。
- 書き込み内容が自己申告なので嘘を付くこともたやすく、言葉巧みに相手をだますことができる。
出会い系サイトの特性
- 18歳未満が利用することは法律で禁止されているが、中には違法なサイトも存在する。
- コミュニティサイトと同じく、匿名性が高く簡単に嘘を付くこともできる。
どちらも犯罪者が悪用しやすい特性があります!!
コミュニティサイト等の危険性
コミュニティサイト等に関係した事件では
- 殺人、強盗などの凶悪事件
- 詐欺、恐喝などのお金に関する事件
- 児童買春、児童ポルノ事件などの児童の心身に著しい悪影響を及ぼす事件など、全国各地で多くの被害が発生しています。
山口県内でも、被害児童数は高水準で推移しています。
児童・生徒の皆さんへ
まず、出会いサイトは絶対に利用しないようにしましょう。
コミュニティサイトでは、同じ趣味の人や、好きなものが一緒の人と簡単に知り合うことができます。
しかし、コミュニティサイトを利用する人、全員が”イイ人”とは限りません。
犯罪者は優しい言葉で身近に忍び寄り、皆さんを傷付け、ときには命まで奪っていきます。
『自分だけは大丈夫』と思わず、コミュニティサイトを利用するときは十分に注意し、困ったことがあれば自分だけで解決しようとするのではなく、両親をはじめとする周囲の大人に相談しましょう。
保護者の皆様へ
スマートフォンやパソコンは、現代社会において、連絡手段や情報収集の手段として欠かせないものとなりました。
さらに、ゲーム機器等からもインターネットに接続できるなど、便利な反面、お子様がインターネット上の有害情報に接する可能性が高くなりました。
そこで、保護者の皆様にお願いしたいことがあります。
- お子様にスマートフォン等を買い与える時は、あらかじめ使用時間や、利用方法について家庭でルール作りをしましょう。
- 安易にインターネットを利用することの危険性について家族で話し合いましょう。
- インターネットに接続できる機器には、必ずフィルタリング機能を利用しましょう。
特に、フィルタリング機能を利用することで、有害情報からお子様を守ることができます。
(編集 人身安全・少年課)