ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

薬物情勢

ページ番号:0010557 更新日:2025年6月11日更新

令和6年中の薬物情勢

全国の薬物情勢

○ 薬物事犯検挙人員は、近年横ばいが続く中、令和6年は13,462人と前年から僅かに増加しました。

  このうち、覚醒剤事犯検挙人員は、近年減少傾向にありましたが、令和6年には、6,124人と前年より僅かに増加しています。

  大麻事犯検挙人員は、平成26年以降増加傾向にあったところ、令和6年は6,078人と過去最高となった前年より僅かに減少したものの、依  

 然として高い水準にあります。

全国の覚醒剤事犯検挙状況

区分     令和2年 令和3年

令和4年

令和5年 令和6年
検挙人員

8,471人

7,824人

6,124人 5,914人 6,124人
うち暴力団構成員等 3,577人 3,051人 2,186人 1,947人 1,736人
押収量 (kg) 437.2kg 688.8kg 289.0kg 1,342.9kg 1,409.0kg

全国の大麻事犯検挙状況

区分 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
検挙人員

5,034人

5,482人 5,342人 6,482人 6,078人
うち暴力団構成員等 751人 789人 648人 729人 490人
乾燥大麻押収量(kg) 265.1kg 329.7kg 289.6kg 784.5kg 318.0kg
大麻樹脂押収量(kg) 3.4kg 2.1kg 5.6kg 1.0kg 9.2kg

「大麻は違法薬物です。」「大麻 警察庁」ホームページへのリンクです。 <外部リンク>

 

山口県の薬物情勢

 

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は、近年横ばい状態が続く中、令和6年中は45人と若干増加し、暴力団構成員等の検挙人員が20%を占めています。
  • 令和6年中の大麻事犯の検挙人員は24人となっています。

山口県の覚醒剤検挙状況

区分 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
検挙人員 58人 51人 41人 43人 45人
うち暴力団構成員等 24人 18人 15人 7人

9人

押収量 (g) 18.8g 15.4g 8.6g 59.5g 18.8g
令和6年中の特徴点
  • 検挙人員は45人で、前年に比べ2(4.6%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は9人で、前年に比べ2人(28.5%)増加
  • 押収量は18.8gで、前年に比べ40.7g(68.4%)減少

山口県の大麻事犯検挙状況

区分 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年
検挙人員 15人 24人 16人 27人 24人
乾燥大麻押収量(g)

224.0g

415.8g

109.9g

103.4g 163.3g
令和6年中の特徴点
  • 検挙人員は24人で、前年に比べ3人(11.1%)減少
  • 乾燥大麻の押収量は163.3gで、前年に比べ59.9g(57.9%)増加

 

主な薬物

 

区分 一般名 俗名 薬理作用 形状
覚醒剤 メタンフェタミン
アンフェタミン
及びその塩類
シャブ
S(エス)
ヤーバー(錠剤型)
 依存性が強く、乱用を続けると中枢神経に異常をきたし、幻想や妄想に襲われる。
 また、頬がこけ、歯が抜けるなど身体への影響も大きく、大量摂取すると、急性中毒により死に至る場合もある。

覚醒剤
パケ

錠剤型覚醒剤​
錠剤

大麻

乾燥大麻
大麻樹脂
大麻成分含有の液体 大麻リキッド

マリファナ
ハシッシュ
ハシッシュオイル
 感覚が過敏になり、変調を来したり、感情が不安定になるため、興奮状態に陥り、幻覚や妄想等に襲われる。
 また、何もやる気のない状態となる 「無動機症候群」に陥ることもある。

乾燥大麻
乾燥大麻の画像

大麻樹脂​
大麻樹脂の画像

合成麻薬 MDMA エクスタシー
バツ
タマ
 視覚、聴覚を変化させ、その乱用は、不安や不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があり、乱用によって錯乱状態に陥ることがあり、特に脳機能への悪影響が指摘されている。
合成麻薬の画像

 

(編集 組織犯罪対策課)