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件名 |
上関町における「使用済核燃料中間貯蔵施設建設計画及び立地可能性調査」について住民や県知事及び周辺自治体の長に対し丁寧で誠意ある説明を行うことを求めることについて |
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請願者 |
上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画に反対する周南市民の会 代表 三浦 翠 |
紹介議員 |
木佐木 大助、藤本 一規、河合 喜代、中嶋 光雄、井原 寿加子 |
要旨 |
8月2日、中国電力から中間貯蔵施設に係る立地可能性調査の申入れを受け、上関町長は、町民や周辺自治体住民への説明が不足したままであるにもかかわらず、8月18日、受入れを判断された。そもそも、このような重大な問題が、立地自治体の首長一人の判断で進められること自体に大きな問題があり、法の不備を指摘する方もある。経済産業省では「想定される中間貯蔵施設は、使用済燃料を発電所内のプールで冷却した後、頑丈な専用容器に入れて、再処理工場に搬出するまでの間、一時的に乾式貯蔵により管理するもので、一定期間の後には使用済燃料は必ず搬出されます。最終処分場となることはありません」と説明されているが、上関町や周辺自治体のみならず、県内全体から不安や疑問の声が上がっているのは当然のことだと思う。 記 1 上関町議会は、2019年10月に東海原発の乾式貯蔵施設を、2021年11月にはむつ市の、2022年5月には東海村の中間貯蔵施設を視察している。このことから、かなり以前から秘密裏に計画が進められてきたとの憶測が広がっている。立地可能性調査の申入れの直前まで住民への説明がなされないままであった理由や、この間の国や中国電力・関西電力との協議内容等も含め、経緯を明らかにすること。 |