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犬の飼い主の皆さんへ
愛犬のことをよくご存知ですか
動物愛護は、その動物のことを知ることから始まります。愛犬のことを正しく理解することにより、あなたの愛情と責任感が本当に意味をもってきます。犬とはどんな動物?習性・生理は?病気は?家族との関係は?なぜ共に生活するの?ご家庭で話し合ってみてはいかがですか。
法的にも家族の一員ですか
狂犬病予防法では、生後91日以上の犬を飼っている人に、犬の終生1回の登録と毎年1回の狂犬病予防注射の実施が義務づけられています。これらが済んで初めてあなたの愛犬は家族や社会の一員として認められるのです。市町村役場が窓口です。
繁殖制限措置についてはお考えですか
不妊や去勢の手術などの繁殖制限措置は、犬にとって害のあるものではなく、かわいそうな命をつくらないためにも、繁殖を望まない場合には、飼い主の責任で必ず実施すべきです。愛犬の情緒の安定や前立腺の病気の他いくつかの腫瘍の発生予防にもなります。
病気の予防や健康管理は万全ですか
各種予防ワクチンの接種は、飼い主としての当然の義務です。また、食事の管理や日常の手入れ、寄生虫病予防などにも万全を期さなければなりません。犬を飼い始めたら、ホームドクターに相談しましょう。
仲良く暮らすためにしつけをされていますか
犬は、生まれながらに、私たちと共に生活をするために必要な社会性を身につける能力を持ち、また、成長するにつれ、鋭い観察力とすばらしい学習能力を発揮します。あなたは愛犬が子犬のうちから社会性を身につける手助けをしてやり、更に、あなたがリーダーであることを認識させるための教育をしなければなりません。これこそが”しつけ”であり、あなたと愛犬との終生変わらぬ絆を築き上げる最も有効な手段なのです。愛情をもって根気強く行いましょう。
近所に迷惑を掛けてはおられませんか
すべての人が犬好きの方とは限りません。そんな方々からも理解の得られる飼い方に心がけ、愛犬がみんなに愛されるようにしてあげましょう。特に、鳴き声、悪臭、糞の始末などには気をつけましょう。また、放し飼いは絶対にやめましょう。
環境省ホームページにリンク
- パンフレット「目指せ!満点飼い主(満点度チェックリスト付き)」<外部リンク>
- 環境省発行の動物愛護関係パンフレット等一<外部リンク>