Y-BASEイベント「生成AI活用ノウハウ実践報告会」の開催について

ページ番号：0287124 更新日：2025年1月16日更新

　県では今年度、地域企業や団体の生成ＡＩ導入を支援するため、様々な機能を付加した「生成ＡＩアカウント」の無償貸出や伴走型支援をＹ－ＢＡＳＥで実施し、すでに100を超えるアカウントが活用され、具体的な成果が続々と生まれているところです。

　このたび、こうした取組成果のうち、多くの事業者に共通する業務に生成ＡＩを導入した事例について、その活用ノウハウを共有する報告会を開催しますので、下記のとおりお知らせします。

1　日時・方式等

令和7年1月31日（金曜日）14時から16時

ハイブリッド開催（Ｙ－ＢＡＳＥ現地およびオンライン配信）

※参加費無料、現地視聴のみ定員あり（最大28名）

　山口県内の企業や団体等における、生成ＡＩの実践的な活用事例やノウハウをインタビュー形式で紹介。実際に生成ＡＩを利用した担当者の体験談を通じて、導入のプロセスや課題の乗り越え方、得られた成果をリアルに知ることができます。

[発表者一覧]


番号	発表者	適用業務	発表内容
1	旭酒造株式会社	人事採用業務	求職者情報を用いたスカウトメールの作成支援生成AIを用いた新卒向け求人サイトの原稿作成のサポートや学生向けのスカウトメールを自動作成
2	山口県警察本部	システム開発業務	生成ＡＩによるシステム内製化作業の効率化組織内のシステム内製化にあたり、プログラミングのサポートやプログラミング手法のFAQボットを作成
3	山口県土木建築部	問合対応業務	生成ＡＩによる問い合わせ対応の省力化マニュアルや過去の問い合わせ事例を基に、業務経験が少ない担当者でも質問対応を効率的に実施
4	リード株式会社	広告宣伝業務	会社パンフレット作成と多言語対応への活用 HPに掲載している情報を用いて、会社紹介のパンフレット作成やHPの多言語対応を実現
5	村重石油株式会社	社内情報検索	社内マニュアルを用いたFAQボットの作成複数の社内マニュアルをナレッジとして利用し、業務に関するFAQボットを作成
6	中国芝浦電子株式会社	書類作成業務	社内諸業務への生成ＡＩの積極適用報告書の作成など社内に存在する様々なバックオフィス業務に対して生成AIの利活用を実現

　生成ＡＩが今後、どのように進化していくのかを具体的な事例等を通じてわかりやすく紹介。実際の業務で生成ＡＩを活用するうえで、乗り越えるべき課題とその解決方法について、生成ＡＩを用いたビジネス変革を支援する第一線のコンサルタントが解説します。


登壇者	プロフィール
Slalom株式会社 Director Business Advisory Service 松尾康男氏	外資系コンサルティングファーム（Accenture、EY）及びソフトウェアベンダー（SAP）において、30年以上のテクノロジーコンサルティングを経験。 2024年にSlalom参画後は、生成AIイニシアティブのリーダーとして様々な業界に対してサービスを提供。 ※Slalom社：生成ＡＩ等のデジタル技術を用いてビジネス変革を支援するコンサルティング企業