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岩国基地周辺地域の振興策に関する特別要望について
このことについて、本日(14日)、下記のとおり要望を行いましたので、その概要をお知らせします。
記
1 要望先
防衛省 防衛大臣 岸 信夫(きし のぶお)
外務省 外務大臣政務官 鈴木 隼人(すずき はやと)
(表敬訪問)
首相官邸 内閣総理大臣 菅 義偉(すが よしひで)
内閣官房長官 加藤 勝信(かとう かつのぶ)
2 要望者
山口県知事 村岡 嗣政(むらおか つぐまさ)
山口県議会議長 柳居 俊学(やない しゅんがく)※岩国基地問題議員連盟連絡協議会顧問
山口県議会副議長 二木 健治(ふたつぎ けんじ)
3 同行者
(1)地元市町長
岩国市長 福田 良彦(ふくだ よしひこ)
周防大島町長 藤本 淨孝(ふじもと きよたか)
和木町長 米本 正明(よねもと まさあき)
大竹市長 入山 欣郎(いりやま よしろう)
(2)岩国基地問題議員連盟連絡協議会
山口県議会議員 槙本 利光(まきもと としみつ) [代表]
山口県議会議員 畑原 勇太(はたはら ゆうた) [幹事長]
岩国市議会議長 藤本 泰也(ふじもと やすなり)
岩国市議会議員 桑原 敏幸(くわはら としゆき) [副代表]
周防大島町議会議長 荒川 政義(あらかわ まさよし) [副代表]
和木町議会議長 兼本 信昌(かねもと のぶあき) [副代表]
大竹市議会議長 細川 雅子(ほそかわ まさこ)
4 要望に対する主な回答及び発言
- 防衛省
- 岩国基地の運用に伴う様々な負担を実際に引き受けていただいている地元において、地域それぞれの思いや要望があることは十分に認識しており、要望いただいた安心・安全対策や地域振興策については、その趣旨をしっかりと受け止めて対応していく。
- 市町への再編交付金の交付終了後の施策については、累次の機会に地元の皆様方から強い要望をいただいており、重く受け止めている。米軍再編に伴い、岩国飛行場周辺地域の皆さまに大きな負担を引き受けて頂いている現状を踏まえれば、令和4年度以降の施策は重要と考えており、私の指示の下、現在、省内で、空母艦載機部隊の移駐などに伴い増加した負担に対し、どのような形で基地周辺住民の方々を支援することが可能かについて検討しているところであり、引き続き検討を進め、令和4年度予算編成において、しっかりと対応していく。
- 県交付金については、今後とも幅広い採択に努めるなど、貴県と密接に調整しながら対応していく。
- 米軍の訓練にあたっては、安全面や騒音面に最大限配慮しつつ、地元の皆様に与える影響を最小限にとどめるよう、引き続き米側に求める。また、F-22の飛来に伴う共同訓練の実施や米陸軍のAH-64の陸揚げなどの事前通知や米軍機の運用に関する情報提供については、より一層努力していく。
- 外務省
- 騒音問題は、地元の皆様にとって、深刻な問題であると認識しており、米軍に対しては、飛行訓練に伴う騒音の軽減について、住民への配慮を申し入れている。
- 日米同盟及び在日米軍は、我が国の防衛のみならず、地域の平和と安定のためにはなくてはならない存在で、そのような在日米軍の円滑な駐留のためには、地元の方々の御理解と御協力が不可欠であり、引き続き基地周辺住民の理解を十分に得るよう、さらに努力する。
- 米軍人による事件・事故については、様々な機会に米側に対して地元への丁寧な説明、防止に向けた取組、隊員への教育の徹底を引き続き申し入れていく。
お問い合わせ先
岩国基地対策室
Tel:083-933-2349
Mail:a109002@pref.yamaguchi.lg.jp