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今年度のトビイロウンカ被害ゼロに向け、本格的な防除対策を開始! ~ 過去最も早く「トビイロウンカのネットトラップ調査」を開始 ~
1 概要
昨年度、山口県ではトビイロウンカの多発生により、県内全体で坪枯れ被害が多発するなど、水稲栽培に甚大な被害を及ぼしました。
このため、再び被害を発生させないよう、今年度は防除対策や情報連絡体制を強化することとし、トビイロウンカの本格的な飛来時期を前に万全の防除対策を講じます。
2 取組内容
トビイロウンカの飛来状況を早期に把握するため、農林総合技術センターにおいて、例年より早くトビイロウンカのネットトラップ調査を開始します。
- 調査場所:山口県農林総合技術センター(山口市大内氷上1-1-1)
- 調査期間:令和3年5月17日(月曜日)から7月31日(土曜日)
- 取材対応:ネットトラップに関する取材は、随時対応します。
- 問合せ先:農林総合技術センター 資源循環研究室(山口県病害虫防除所)
担当 東浦(Tel 083-927-4006)
3 その他
なお、5月31日(月曜日)にJA山口県及び県担当者を集め、今年度のトビイロウンカ防除対策に関する研修会を開催することとしています。
詳細については別途お知らせします。
<参考1>トビイロウンカについて
トビイロウンカは大陸から東シナ海を渡って飛来する害虫で、水稲の重要な害虫の一つです。多発すると、水稲の収穫前頃に円形に突然枯れ込む「坪枯れ」を引き起こします。
<参考2>ネットトラップについて
地上十数メートルの高所に大型の捕虫網を設置し、空中に漂う微小な昆虫を捕獲するためのトラップです。
トビイロウンカが多飛来した場合、この網に捕獲されることがあります。
お問い合わせ先
農業振興課
Tel:083-933-3366
Fax:083-933-3399
Mail:a17300@pref.yamaguchi.lg.jp