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病院・高齢者施設に対する緊急実地検査等の結果について
1月18日(月曜日)に県内病院での新型コロナウイルス感染症に係るクラスターの発生を受け、1月19日(火曜日)から28日(木曜日)までに実施した緊急実地検査等の結果は、次のとおりです。
今回の検査結果を踏まえ、全病院・高齢者施設に対し、感染防止対策の徹底を図るよう、文書で通知しました。
結果概要
○ 療養病床又は精神病床を保有する102病院を対象とし、実地検査を実施した結果、18病院で改善が必要な事例が次のとおり認められた。
- 職員休憩室・デイルーム等の換気が不十分(14件)
(事例:昼食時に使用している職員休憩室の換気が不十分) - 使用後の医療器具等の洗浄が専用場所で実施されていない(6件)
(事例:ナースステーションでの洗浄) - 手洗い場等に設置のハンドドライヤーを使用していた(1件)
▼ 該当病院に対しては、現地で直ちに指導を行い、改善が図られたことを確認済。
○ 全体的には、院内の感染予防策に明らかな不備がある検査対象先は見受けられず、職員等へのPCR検査が必要な事例も認められなかった。
○ 実地検査対象外の38病院及び県所管の高齢者施設588施設について、自主点検とその結果の報告を求めているが、現時点、病院及び高齢者施設の感染予防策に重大な問題点は認められていない。
お問い合わせ先
健康増進課
Tel:083-933-2950
Mail:a15200@pref.yamaguchi.lg.jp