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加工・業務用キャベツの安定生産に向けた実証に係る実演会
1 趣旨
カット野菜等に使用される加工・業務用キャベツは、ライフスタイルの変化等により需要が拡大してきており、取引価格が安定していることから、集落営農法人等の経営安定に資することが期待されています。
このため、山口県加工・業務用キャベツ等生産出荷協議会(※1)では、今年度、加工・業務用キャベツの安定生産・面積拡大に向けた実証・実演会を行うこととしており、この度、省力・低コスト化が期待できるスマート農業技術であるGPS車速連動畝内(うねない)施肥機(せひき)(※2)の実演会を開催します。
2 日時
令和2年8月25日(火曜日)午前10時から (雨天中止)
3 場所
下関市菊川のほ場(道の駅きくがわ付近) ※9 実演ほ場位置図参照
(車でお越しの際、駐車はJA山口県下関統括本部菊川町支所にお願いします。)
4 主催
山口県加工・業務用キャベツ等生産出荷協議会(会長 市村(いちむら) 猛(たけし)(山口県農協))
5 協賛
山口県スマート農業導入加速協議会(会長 内藤(ないとう) 晋(すすむ)(山口県農協中央会))(※3)
6 内容
- 「実証ほ」の概要説明
- GPS車速連動畝内施肥機の説明・実演
7 今後の実演会の予定
令和3年2月 収穫機械化実証(収穫機の実演)
8 お問い合わせ先(取材される場合は、予め下記へお問い合わせ下さい。)
山口県農業協同組合営農指導部営農技術課 担当:江本・勝谷(しょうや)(Tel:083-976-6858)
山口県農林水産部農業振興課 担当:幸坂(Tel:083-933-3390)
9 実演ほ場位置図
参考
※ 1 山口県加工・業務用キャベツ等生産出荷協議会
- 集落営農法人等の収益向上と経営安定の実現に向け、生産と実需が一体となって加工・業務用キャベツをはじめとする園芸品目の生産拡大と契約取引を推進するため、平成30年7月18日に設立
- 山口県農業協同組合(事務局)、生産者、実需者で構成
- 現在、平成25年度から実施している加工・業務用キャベツについて取り組んでおり、令和元年度の加工・業務用キャベツの生産者は29名(20法人、9個人)、出荷量は500t
※ 2 GPS車速連動畝内施肥機
畝立てと肥料散布を同時に行うことができる機械で、作物の根のある畝内に肥料を効率的に混和することで省力・低コストが期待できる。
また、GPS(全地球測位システム)を利用して車速を検出し、作業速度に応じて肥料の量を自動調節することにより、トラクタの車速にかかわらず均一に肥料を撒くことができるため、肥料散布ムラによる作物の生育のバラつきが抑制される。
※ 3 山口県スマート農業導入加速協議会
- 本県の農業振興における課題解決のため、地域の実情に即したスマート農業技術の普及を図ることを目的とし、令和2年4月27日に設立
- 山口県農業協同組合中央会、山口県農業協同組合、山口県集落営農法人連携協議会、山口県農業法人協会、山口県農業機械商工業協同組合等で構成
お問い合わせ先
農業振興課
Tel:083-933-3390
Mail:a17300@pref.yamaguchi.lg.jp