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大豆の播種が今年も始まります! ~【大豆奨励品種決定調査(だいずしょうれいひんしゅけっていちょうさ)】の播種~
1 概要
大豆奨励品種決定調査(※1、2)の播種をします。今年は9品種・系統の播種を行います。この調査の中で、現在の奨励品種「サチユタカ」より有望なものがあれば、さらに栽培試験や加工試験を積み重ね、新しい奨励品種として採用します。併せて、現在有望視している難裂莢性品種(なんれっきょうせいひんしゅ)(※3)の「サチユタカA1(えーいち)号」の裂莢性試験の播種も行います。
2 日時
令和2年6月15日(月曜日)作業開始時間:午後1時30分から(予定)
※ 取材対応時間は午後1時30分から午後2時まで
※ 天候やほ場の状態によっては、作業日時を変更する場合がありますので、事前にお問い合わせください。
3 場所
山口県農林総合技術センター内 81号田 *ほ場位置図参照
(山口市大内氷上一丁目1番1号)
4 内容
奨励品種決定調査では、ほ場を品種・系統ごとに区分けして、品種・系統の混入を防ぐため手で播種します。
5 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 農業技術部 土地利用作物研究室
担当:村田(むらた)(Tel083-927-7013)
6 参考
※ 1 奨励品種(しょうれいひんしゅ)とは
奨励品種とは、優良な特性を備え、本県で普及すべき品種のことをいいます。水稲、麦、大豆に関しては平成29年度までは主要農作物種子法に規定されていましたが、同法の廃止に伴い、新たに制定された山口県主要農作物種子生産実施要綱に奨励品種を定めています。大豆は現在「サチユタカ」の1品種です。
※ 2 大豆奨励品種決定調査(だいずしょうれいひんしゅけっていちょうさ)とは
新たな大豆の奨励品種を選定するため、新しい品種や系統(まだ品種登録されていない育成中のもの)を栽培し、収量性、病害虫抵抗性、品質等の栽培上重要な特性を把握するための調査です。本年は9品種・系統を供試します。
※ 3 難裂莢性品種(なんれっきょうせいひんしゅ)とは
大豆は成熟期を過ぎると自然と莢がはじけて実がこぼれる性質があります。地面にこぼれた実は収穫できません。そのため、収穫が遅れると収穫量が少なくなります。難裂莢性品種は、成熟期を過ぎても莢がはじけにくい性質を持つ新しい品種です。たとえば雨で収穫作業ができずに収穫が遅くなっても、収穫量が減らないことが期待されます。
添付ファイル
お問い合わせ先
農林総合技術センター 農業技術部 土地利用作物研究室
Tel:083-927-7013
Fax:083-927-0214
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp