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令和元年度における県内2空港の利用状況について
令和元年度の定期便の利用者数は、新型コロナウイルス感染拡大による影響等で県内2空港ともに減少
<山口宇部空港>
○ 国内定期便の利用者数は94.7万人と8年ぶりに減少
○ 国際定期便は日韓情勢の影響により運休
○ 国際チャーター便は台湾との間で16便が運航
<岩国錦帯橋空港>
○ 利用者数は48.4万人と4年ぶりに減少
1 山口宇部空港
(1) 定期便
(1) 国内定期便【東京(羽田)線】
台風による欠航便が増加したものの、2月まではビジネス・観光需要とも堅調に推移した。2月末以降新型コロナウイルス感染症の影響で航空需要が減退、3月は減便が相次いだことで利用者数は大幅に落ち込んだ(前年同月比41.2%)。
同路線の利用者数は7年連続で増加しており、平成30年度は開港以来初の100万人越えを記録したが、令和元年度は約94.7万人(対前年比94.2%)と8年ぶりの減少となった。
(2) 国際定期便【ソウル(仁川)線】
韓国との国際定期便については、平成28年11月の就航以来、冬ダイヤ期間中(10月下旬~3月下旬)運航していたが、令和元年度においては日韓関係の悪化を背景とする訪日韓国人旅行者の減少により航空会社(エアソウル)が運休を決定し、その後も新型コロナウイルスの感染拡大により運航再開の見通しがたたない状況となっている。
(2) チャーター便
(1) 国際チャーター便
令和元年度は台湾との間で16便が運航し、利用者数は2,125人(日本人1,018人、外国人1,107人)と前年の実績を下回った。
(2) 国内チャーター便
国内チャーター便はFDA(フシ゛ト゛リームエアラインス゛)により12便が運航し、利用者数は747人となった。
2 岩国錦帯橋空港
(1) 定期便
(1) 国内定期便【東京(羽田)線】
台風による欠航便が増加したものの、2月まではビジネス・観光需要とも堅調に推移した。2月末以降新型コロナウイルス感染症の影響で3月の利用者数は大幅に落ち込んだ(前年同月比38.9%)。
同路線の利用者数は3年連続で過去最多を更新してきたが、令和元年度は約41.4万人(対前年比92.0%)にまで減少した。
(2) 国内定期便【沖縄(那覇)線】
前年度と比べ台風による欠航便は減少し、2月までは前年度を上回る利用実績であったが、新型コロナウイルス感染症の影響で3月に利用者数が大きく減少した(前年同月比47.8%)。
平成29年度に通年運航が開始して以来、同路線の利用者数は2年連続で7万人を上回っていたが、令和元年度は約6.9万人(前年比96.0%)となった。
※ 詳細な利用状況については、添付ファイルをご覧ください。
添付ファイル
令和元年度における県内2空港の利用状況について.pdf (PDF : 848KB)
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