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和牛子牛の血統登録の不一致について
県内の肉用牛農家で、家畜人工授精により生産された和牛子牛の血統登録に不一致があることが明らかになりましたので、今後、実態の解明を進めます。
1 経緯
・ 山口中央家畜市場(開設者:山口県農業協同組合)を通じて、令和元年10月24日に県外へ販売された子牛について、血統登録上の父牛(種雄牛)に不一致があることが判明した。(令和2年1月30日)
・ これを受け、同一の家畜人工授精師が授精し、生産された他の子牛についても検査を行い、一部の子牛に同様の事態があることが判明した。(3月4日)
2 対応状況
・ 同一の家畜人工授精師が授精した子牛生産・販売実態調査(JA山口県、山口県畜産振興協会)
※ 授精した子牛は、家畜市場を通じて県内外に21頭が流通(3月12日現在)
・ 家畜人工授精師への立入検査(県)
※ 家畜人工授精簿等の不備を確認
3 今後の対応
・ 同一の家畜人工授精師が授精した飼養牛及び生産・販売された子牛(生存牛の全頭)の検査を行い、実態の解明を進めます。
4 その他
○ 家畜人工授精師 家畜の人工授精を行うための免許を受けた者
お問い合わせ先
畜産振興課
Tel:083-933-3434
Fax:083-933-3449
Mail:a17600@pref.yamaguchi.lg.jp