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ツキノワグマ西中国地域個体群の生息状況調査の結果について

ページ番号:0347045 更新日:2026年5月19日更新

 西中国地域(島根県・広島県・山口県)のツキノワグマについては、平成16年度に3県で設立した「西中国山地ツキノワグマ保護管理対策協議会」(以下「協議会」という。)において、広域的に個体群の管理に取り組んでいます。

 このたび、3県の第二種特定鳥獣(ツキノワグマ)管理計画に基づき、3県合同による西中国地域個体群の生息状況調査を実施しました。概要は下記のとおりです。

1 調査目的

(1) 今年度改定する「第二種特定鳥獣(ツキノワグマ)管理計画」(R9からR13)の基礎資料とするため

(2) 平成10年度から11年度に第1回調査を実施し、その後は計画改定に合わせて5年ごとに実施

2 調査概要

(1) 調査年度  2025(令和7)年度 [第6回調査]

        ※調査は5年ごと(特定鳥獣管理計画の始期の2年度前)に実施

(2) 調査方法  カメラトラップ法等を用いて3県の広域な調査エリアに設置した撮影データや、目撃・捕獲情報から生息数を推定

3 調査結果

(1) 推定個体数(令和7年9月末)  690から1,290(中央値950)頭

(2) 分布域  約8,600平方キロメートル

(参考)前回調査(第5回:2020(令和2)年度)

 ・推定個体数(令和2年9月末) 767から1,946(中央値1,307)頭

 ・分布域 約8,200k平方キロメートル

4 今後の対応

(1) 前回調査結果と比べ推定個体数は減少したが、国の指標では最も高い区分にあり(参考1)、分布域も拡大していることから(参考2)、今回の調査結果を市町、猟友会、県警察等の関係機関と情報共有するとともに、一層緊密に連携して、緊急銃猟体制の整備支援や、出没時のパトロール体制の連携・強化など、昨年度策定した「やまぐち版クマ被害防止対策パッケージ」を迅速かつ着実に推進する。

(2) 県民に向けても、本県を含む西中国山地のクマ生息の現状を伝えるとともに、改めて、日常生活や社会活動上の注意・禁止事項をPRし、「冷静に正しく恐れ正しく対処」することの重要性を発信する。

(3) 今回の調査結果を協議会において評価・検証し、その結果を、本県において今年度改定する「第二種特定鳥獣(ツキノワグマ)管理計画」に反映する。

 

【参考1】地域個体群における個体数水準(国管理計画作成ガイドライン)

地域個体群における個体数水準の図

 

【参考2】分布域

分布図

※ 主な分布域の拡大市町 岩国市、周南市、下松市、防府市、山口市