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ツキノワグマ西中国地域個体群の生息状況調査の結果について
西中国地域(島根県・広島県・山口県)のツキノワグマについては、平成16年度に3県で設立した「西中国山地ツキノワグマ保護管理対策協議会」(以下「協議会」という。)において、広域的に個体群の管理に取り組んでいます。
このたび、3県の第二種特定鳥獣(ツキノワグマ)管理計画に基づき、3県合同による西中国地域個体群の生息状況調査を実施しました。概要は下記のとおりです。
記
1 調査目的
(1) 今年度改定する「第二種特定鳥獣(ツキノワグマ)管理計画」(R9からR13)の基礎資料とするため
(2) 平成10年度から11年度に第1回調査を実施し、その後は計画改定に合わせて5年ごとに実施
2 調査概要
(1) 調査年度 2025(令和7)年度 [第6回調査]
※調査は5年ごと(特定鳥獣管理計画の始期の2年度前)に実施
(2) 調査方法 カメラトラップ法等を用いて3県の広域な調査エリアに設置した撮影データや、目撃・捕獲情報から生息数を推定
3 調査結果
(1) 推定個体数(令和7年9月末) 690から1,290(中央値950)頭
(2) 分布域 約8,600平方キロメートル
(参考)前回調査(第5回:2020(令和2)年度)
・推定個体数(令和2年9月末) 767から1,946(中央値1,307)頭
・分布域 約8,200k平方キロメートル
4 今後の対応
(1) 前回調査結果と比べ推定個体数は減少したが、国の指標では最も高い区分にあり(参考1)、分布域も拡大していることから(参考2)、今回の調査結果を市町、猟友会、県警察等の関係機関と情報共有するとともに、一層緊密に連携して、緊急銃猟体制の整備支援や、出没時のパトロール体制の連携・強化など、昨年度策定した「やまぐち版クマ被害防止対策パッケージ」を迅速かつ着実に推進する。
(2) 県民に向けても、本県を含む西中国山地のクマ生息の現状を伝えるとともに、改めて、日常生活や社会活動上の注意・禁止事項をPRし、「冷静に正しく恐れ正しく対処」することの重要性を発信する。
(3) 今回の調査結果を協議会において評価・検証し、その結果を、本県において今年度改定する「第二種特定鳥獣(ツキノワグマ)管理計画」に反映する。
【参考1】地域個体群における個体数水準(国管理計画作成ガイドライン)

【参考2】分布域

※ 主な分布域の拡大市町 岩国市、周南市、下松市、防府市、山口市

