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コレクション展(浮世絵)「郷愁の風景―川瀬巴水(はすい)」の開催について
1 会期等
令和7年7月29日(火曜日)から8月24日(日曜日)
【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)
【休館日】 8月12日、18日
【観覧料】 一般400円(320円) 学生250円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・
中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者と
その介護者(1名)は無料。
2 場所
山口県立萩美術館・浦上記念館 本館1階 展示室1
3 概要
(1)展示内容
川瀬巴水(1883から1957)は、大正から昭和にかけて活躍した木版画家です。27歳で鏑木清方(かぶらきよかた)(1878から1972)に入門。大正7年(1918)に同門の伊東深水(いとうしんすい)が版元の渡邊庄三郎(わたなべしょうざぶろう)(1885から1962)と組んで制作した新版画「近江八景」に魅了され、このことがきっかけとなって、同年、自身も渡邊のもとで塩原を主題とする三部作を手がけて好評を得ます。
その後は、新版画を代表する風景画家として活躍し、住み慣れた東京をはじめ、日本全国を旅して描いたスケッチをもとに版画をつくるという暮らしを亡くなる直前まで続けました。各地の風景を旅情豊かに描きとめ、人々の穏やかな暮らしを点景に取り入れた巴水の作品は、見る人を古きよき日本へと誘います。
(2) 関連イベント
ギャラリー・トーク(担当学芸員による作品解説) ※要観覧券・事前申込不要
令和7年8月9日(土曜日) 11時から11時30分
※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。
4 主な展示品紹介
川瀬巴水「福岡西公園」多色摺木版画、昭和3年(1928)
川瀬巴水「旅みやげ第一集 若狭 久出の浜」多色摺木版画、大正9年(1920)
5 その他のコレクション展
<東洋陶磁>「アジア陶磁の茶道具―取り合わせの楽しみ」9月28日(日曜日)まで
<工 芸>「彩りの漆芸」 8月31日(日曜日)まで
<特集展示>「追悼 人間国宝 山本晃 ―彫金のわざと美」 8月31日(日曜日)まで
6 問い合わせ先
山口県立萩美術館・浦上記念館
〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401
URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>