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令和7年度山口県立美術館コレクション展 第2期の開催について
1 会期
令和7年7月10日(木曜日)から9月15日(月曜日・祝日)
2 場所
山口県立美術館(山口市亀山町3-1) 展示室A、B、C
3 概要
今期は、香月泰男の「シベリア・シリーズ」及び特別展「岩合光昭 写真展 PANTANAL」・「THE CATS」(7月10日から9月7日)にあわせ、「山口県美、動物づくしの夏!」をテーマに山口県立美術館が所蔵する動物や生き物が描かれた作品をご紹介します。
◆開園!香月どうぶつ園 【展示室C】
香月泰男(1911-74)の版画作品は、重厚な「シベリア・シリーズ」とは対照的に、明るい色彩と軽やかな描写が特徴的です。本展では、晩年の石版画集『動物シリーズ』を中心に、動物を描いたユーモアあふれる作品をご紹介します。生きとし生けるものへの慈しみを感じさせる、画家の暖かな眼差しをお楽しみください。
◆ 描かれた水のいきもの 【展示室A:前期】7月10日(木曜日)から8月17日(日曜日)
古くから人々の身近な存在でありながら、水中という私たちとは異なる世界に棲む魚など、水の中の生物たち。近世から昭和までの個性あふれる画家たちが描いた日本画を通して、 水のいきものたちの魅力をご紹介します。
◆どうぶつ絵画の世界 【展示室A:後期】8月19日(火曜日)から9月15日(月曜日・祝日)
日本の絵画では古くから動物のモチーフが伝統的に受け継がれ、江戸時代後半以降には多様な動物絵画の世界が新たに花開いていきました。江戸時代から近現代にかけての多彩などうぶつ絵画の世界をご案内します。
◆シベリア・シリーズ 2 敗戦と収容所への移送 【展示室B】
山口県三隅町(現・長門市)出身の画家香月泰男(1911-74)が、4年にわたる自らの戦争抑留体験を描いた「シベリア・シリーズ」。今年度は、体験順に4期に分けてご紹介しています。
4 関連イベント
◆ 学芸員によるギャラリートーク ※要観覧券、事前申し込み不要
コレクション展示室にて、展示作品の見どころを学芸員が解説します。
日時 毎週土曜日 14時から(30分程度)
5 観覧料
一般 400(320)円 学生 250(200)円
- ( )内は20名以上の団体料金。ただし、18歳以下と70歳以上及び高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する方等は無料。
- 障害者手帳等をご持参の方とその介護の方1名は無料。
6 開館時間
9時から17時(入場は16時30分まで)
7 休館日
毎週月曜日(ただし7月21日、8月4日、11日、9月1日、15日は開館)
8 主な展示作品
◆開園!香月どうぶつ園【展示室C】
香月 泰男《ジャガー》1970年 石版/紙 『動物シリーズ Ii』山口県立美術館
◆描かれた水のいきもの 【展示室A:前期】7月10日(木曜日)から8月17日(日曜日)
雲谷等益《鯉図》江戸時代 17世紀 紙本着色 山口県立美術館
◆どうぶつ絵画の世界 【展示室A:後期】8月19日(火曜日)から9月15日(月曜日・祝日)
森周峰《猿猴図》江戸時代後期 18から19世紀 紙本着色 山口県立美術館
◆シベリア・シリーズ 2 敗戦と収容所への移送 【展示室B】
香月 泰男《北へ西へ》1959年 油彩/カンヴァス 山口県立美術館
8 お問い合わせ・連絡先
山口県立美術館
〒753-0089 山口市亀山町3-1
Tel 083-925-7788 / Fax 083-925-7790
URL https://y-pam.jp/