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コレクション展(浮世絵)「水野年方」のご案内

ページ番号:0296790 更新日:2025年3月26日更新

1 会期等

令和7年3月29日(土曜日)から4月20日(日曜日)

【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)

【休館日】 毎週月曜日(ただし4月28日、5月5日は開館)

【観覧料】 令和7年3月30日まで:一般300円(240円) 学生200円(160円) 
       令和7年4月1日以降:一般400円(320円) 学生250円(200円)
          ※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・
         中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
         ※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者と
          その介護者(1名)は無料。

2 場所 

山口県立萩美術館・浦上記念館 本館1階 展示室1

3 概要

(1)展示内容

 水野年方(1866-1908)は、浮世絵師 月岡芳年(つきおかよしとし)(1839-1892)の門人として画技を習得した後、他流派の柴田芳洲(しばたほうしゅう)、三島蕉窓(みしましょうそう)、渡邊省亭(わたなべせいてい)からも画風を学び、穏やかで気品ある画風を確立しました。

 はじめは、新聞や小説の挿絵、浮世絵制作に携わり、明治20年代(1887-1896)半ばから浮世絵が終焉を迎える明治30年代(1897-1906)にかけては、浮世絵版画でありながらも日本画を想わせる美人画のシリーズを次々と発表していきます。また、同じ時期には、木版口絵(雑誌や書籍の巻頭に折り込まれた一枚摺の口絵)も数多く手掛けました。

 その後は、時代の変化とともに日本画家へと転じ、鏑木清方(かぶらききよかた)(1878-1972)をはじめ多くの門人を育成しました。このような年方の画業は、浮世絵の画系を次世代の日本画へとつなぐ役目を果たしたと言えます。今回の展示では、年方の浮世絵や木版口絵を中心に紹介します。

 

(2) 関連イベント  

  ギャラリー・トーク(担当学芸員による作品解説) ※要観覧券、事前申し込み不要
   
令和7年4月12日(土曜日)11時から11時30分
   ※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。

 

4 主な展示品紹介   

都のにしき

水野年方「三井好 都のにしき 3 夏 土用干」横大判錦絵、明治31年(1898)頃

 

花見

水野年方「三十六佳撰 花見 文政頃婦人」大判錦絵、明治26年(1893)

 

5 お問い合わせ先

山口県立萩美術館・浦上記念館

〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401

URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>