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食中毒の発生について
概要
次のとおり、山口市内の飲食店が調理・提供した食事を喫食した者から、食中毒患者が発生しました。
1 情報の探知
2月25日(火曜日)、患者から山口環境保健所に連絡があった。
2 患者等の状況(2月28日(金曜日)17時現在)
原因施設が2月22日(土曜日)及び2月23日(日曜日)に調理・提供した食事を喫食した60人中42人(5グループ)が、下痢、腹痛、嘔吐等の症状を呈した(うち8人が医療機関を受診)。
なお、患者は全員快方に向かっている(入院者なし)。
3 主症状
下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱
発症日時:2月23日(日曜日)9時(初発)から2月25日(火曜日)15時
潜伏時間:14から53時間
4 原因施設
業種 | 飲食店営業 |
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5 原因食品
2月22日(土曜日)及び2月23日(日曜日)に、原因施設が調理・提供した食事
<主な喫食メニュー>
前菜(トラフグの皮の煮こごり、赤えびの味噌和え)、刺身(タイ、シマアジ、レンチョウ、ヨコワマグロの藁焼き等)、赤ナマコポン酢、長州鶏の鍋、かぶのふきみそチーズ焼き、焼き芋フライ、いちじくバター、茶碗蒸し、うどん
6 病因物質
ノロウイルス(検査機関:環境保健センター)
7 措置
山口環境保健所長は、事業者に対し、2月28日(金曜日)18時から3月3日(月曜日)24時まで、食品衛生法に基づき当該施設の業務停止を命じ、施設内外の清掃・消毒及び食品衛生管理の改善を指導中である。
8 添付ファイル