第30回全国青年・女性漁業者交流大会について

1　目的等

全国の青年・女性漁業者が、日頃の研究・実践活動の成果を発表するとともに、参加者間の交流により知識や情報を共有・進化させることで、水産業・漁村の発展と活性化に資することを目的に、標記大会が開催されます。

本大会に、山口県代表として、合同会社大兵(たいへい)食品：原将明氏と山口県漁業協同組合上関支店女性部：飯田久美子氏が出場し、それぞれ活動成果を発表します。

 

2　開催日時

令和7年3月4日（火曜日） 　13時00分から16時00分まで

 

3　開催場所

東京都中央区日本橋3-6-2　Ap日本橋

 

4　主催

全国漁業協同組合連合会

 

5　本県からの出場者等

発表者		発表部門	発表テーマ／発表概要
原(はら)　将(まさ)明(あき)	合同会社大兵食品	流通・消費拡大部門	漁師の会社（同）大兵食品 ～漁師による6次産業化の取組～
			（同）大兵食品は、ハモなどの水産物を自ら漁獲するとともに、地域の漁業者からも買取し、「釣りハモの骨切りフィレ」などの加工品開発から販売を行う6次産業化に取り組んできた。 さらに、新商品の開発や、道の駅ソレーネ周南の鮮魚店での消費者への直接販売などの地産地消に取り組んだことで、売り上げも順調に伸び、漁村地域の活性化に貢献している。
飯田(いいだ)　久美子(くみこ)	山口県漁業協同組合上関支店女性部	地域活性化部門	わたしの話を聞いて～や！ ‐とある漁家の嫁の話‐
			上関支店女性部は、近年、地元の方を対象に季節毎に変わる旬の魚とその調理方法を教える料理教室を定期的に開催し、魚食普及に取り組んでいる。 当初は上関町内の参加者が多かったが、人づてに話が広まっていき、今では周辺市町の人も参加するなど取組が定着し、地域の活性化に寄与している。

※　本県代表は、本年1月17日（金曜日）に、下関市で開催された第71回山口県漁村青壮年女性活動実績発表大会において、最優秀として選考されました。

6　大会内容

(1) 研究・実践活動の成果発表

各都道府県代表の漁村青壮年・女性グループ又は個人（計36件）が、以下の5分科会に分かれて成果発表と研究討論を行う。

(1)第1分科会「資源管理・資源増殖部門」・・・・・・・・・発表：6件

(2)第2分科会「漁業経営改善部門」・・・・・・・・・・・・・・・発表：6件

(3)第3分科会「流通・消費拡大部門」・・・・・・・・・・・・・発表：8件

※　合同会社大兵食品が発表

(4)第4分科会「地域活性化部門」・・・・・・・・・・・・・・・・・発表：8件

※　山口県漁業協同組合上関支店女性部が発表

(5)第5分科会「多面的機能・環境保全部門」・・・・・・・発表：8件

 

(2) 表彰

部門ごとに以下の賞を決定し、表彰を行う。

(1)農林水産大臣賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（1点）

(2)水産庁長官賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（2点）

(3)農林中央金庫理事長賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（1点）

(4)Jf全国女性連・Jf全国漁青連会長賞・・・・・・・（1点）

(5)全国漁連海面魚類養殖業対策協議会会長賞・・・（全部門から1点）

(6)全国共済水産業協同組合連合会会長賞・・・・・・・（全部門から1点）

(7)全国水産試験場長会会長賞・・・・・・・・・・・・・・・・・（全部門から1点）

(8)Jf全漁連会長賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（上記以外の全発表者）

 

7　参考（平成24年以降の本県の主要な受賞歴）

(1) 青年の部

　【農林水産大臣賞】

　　山口県漁協浮島支店（R2）

山口県漁協田布施支店（H28）

山口県漁協田布施支店「新鮮田布施」（H25）

山口県漁協室津支店「Fresh室津」（H24）　

【水産庁長官賞】

山口県漁協王喜支店（R1）

下関外海ひじき漁業グループ（H29）

山口県漁協光支店（H27）

山口県漁協宇部統括支店「西京はも共同出荷グループ」（H26）

山口県漁協阿川支店磯資源管理組合（H23）

(2) 女性の部

【農林水産大臣賞】

株式会社　三見シーマザーズ（H24）　　

【水産庁長官賞】

山口県漁協埴生支店（R5）

Jf江崎フレッシュかあちゃん（R1)