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下水道管路施設に対する緊急点検の結果について
このことについて、県が管理する流域下水道の管路の緊急点検結果を下記のとおりお知らせします。
■ 緊急点検の内容及び結果
≪点検対象≫
- 流域下水道の管路全延長 37.2km(周南流域 30.5km、田布施川流域 6.7km)のうち埼玉県の事故が発生した管路と同時期及びそれ以前に整備した管路。
- 該当管路は、周南浄化センターから約 6.6km 区間に埋設している管路。(口径:1.2m、1.5m、1.65m)≪位置図参照 ≫
※この度の埼玉県の事故を受け、国から示された緊急点検の対象には該当しないが、自主的に緊急点検を実施。
位置図:緊急点検実施箇所の位置図等 (PDF:2.14MB)
≪点検項目及び実施スケジュール≫
※点検項目は「下水道維持管理指針 実務編-2014 年版」に基づく項目
- 地表面の状況
・1 月 30 日及び 31 日に道路陥没の有無などについて、該当区間内の巡視を実施。 - 管路内部の状況
・2 月 5 日から 7 日の間で、該当区間内にあるマンホール 13 基より順次降下し、管路内部の可視範囲において流下状況等を確認。
(流下状況等:滞流の有無、土砂堆積の有無、腐食状況など)
≪点検結果≫
- 地表面の状況については、路面等に異状は確認されなかった。
- 管路内部の状況については、滞流や土砂の堆積は無く、腐食状況において、緊急的な対応を要する異状は確認されなかった。
- なお、流域下水道の管路全延長については、5 年に 1 回の頻度で定期的に管内部の調査を実施しており、今回の緊急点検箇所以外において、これまで緊急的な対応を要する箇所は確認されていない。