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「やまぐちデジタル実装推進事業」の実証実験の開始について~操作不要の専用タブレット等を活用したオンライン診療~

ページ番号:0290519 更新日:2025年2月10日更新

県では、全県的なデジタル実装の加速化を図り、より多くの県民の方にデジタル化の効果を実感していただくため、令和5年度からデジタル実装のモデルとなるような優良事例を創出する「やまぐちデジタル実装推進事業」に取り組んでいます。

地域内に医療機関がない宇部市小野地区において、市内医療機関、地元自治会、宇部市等が連携し、看護師が患者自宅等を訪問して、操作不要の専用タブレットにより、オンライン診療等の実証実験に取り組んでいるところですが、このたび、この様子を公開しますので、下記のとおりお知らせします。

1 実証実験の概要

1 実証実験の内容

近くに医療機関がない地域住民のために、令和6年8月から、小野ふれあいセンターにおける特定検診や、自宅等でのオンライン診療を実施。
本実証において、ビデオ通話の開始や切断等、全ての操作を医師側が行えるタブレット※1や、TV接続機器※2を使用。デジタル機器の操作に不慣れな方等は一切の操作を必要とせず、オンライン診療を安心して利用できる。

2 日時

令和7年2月15日 土曜日

3 スケジュール等

当日のスケジュール、場所等
時間 場所 内容
10時から11時 宇部市小野ふれあいセンター(宇部市大字小野字山根8294番地4) 専用のTV接続機器を利用し、看護師のサポートのもと、患者2名に対してオンライン診療や服薬指導を実施
11時から12時 同上 自治会が行う防災訓練において、マイナンバーカードを持参した住民に対して、避難所でのオンライン診療等を模擬訓練として実施
12時から13時 患者自宅(小野ふれあいセンターから車で約5分) 看護師が患者宅を訪問し、操作不要の専用タブレットを用いた、オンライン診療や服薬指導を実施

4 実施事業者等

株式会社リアルグローブ、株式会社メディモニー、医療法人聖比留会セントヒル病院、市内薬局、小野地区自治会連合会、地方独立行政法人山口県産業技術センター

5 協力市町

宇部市

6 期待される成果

  • 医療機関のない地域において、専用タブレットを持った看護師が訪問することで、患者の負担が少なく、自宅や公民館等でオンライン診療や特定健診等が受診可能となる。
  • 災害発生時に、避難所などで被災者が、オンライン診療等による迅速な医療対応が受けられるようになる。

​※1 タブレット(ゼロタッチタブレット2)
全て医師側の操作で、ビデオ通話が行える専用タブレット。患者側は操作が不要なため、誰でも気軽に安心してビデオ通話によるオンライン診療を利用できる。
ゼロタッチタブレット2


※2 TV接続機器(ゼロタッチステーション)
​公民館等に設置したTVが、ゼロタッチタブレットと同じ機能で使用することができるようになる、TV接続用のセットトップボックス。
ゼロタッチステーション

2 問い合わせ先

山口県デジタル推進局 デジタル政策課 社会実装推進班(担当:中村、河野)
電話 083-933-1325

参考 「やまぐちデジタル実装推進事業」の他の主な取組

  • マルチタスク車両を用いた医療・行政サービスの提供(周防大島町)
    マルチタスク車両によるオンライン診療の様子
  • 「やまぐちTAXIアプリ」による配車利便性の向上(山口市)
    令和5年度採択事業の例 やまぐちタクシーアプリ