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農林業産学公連携プラットフォーム 山口の「新しい林業」の実現に向けた研修会を開催します。
1 概要
農林総合技術センターでは、「農林業の知と技の拠点」形成を契機に、「農林業産学公連携プラットフォーム」を構築し、現場課題の早期解決に必要なシーズの集積等に取り組んでいます。
このたびは、林業の担い手不足や厳しい立地条件等を克服するため、林業経営適地に経営を集約し、新技術を活用した機械化・デジタル化や、成長に優れたエリートツリー等の導入により、収支をプラスに転換する「新しい林業」を具現化するための研修会を開催します。
2 日時
令和7年2月6日(木曜日) 午後1時30分から午後4時まで
3 場所
山口県農林総合技術センター本館大会議室(防府市牟礼10318)
4 内容
(1)木材生産や再造林の低コスト化について
(2)エリートツリーの植栽による育林経費の縮減について
(3)木材の経済的価値の向上について
(4)収支をプラスに転換する「新しい林業」について(まとめ)
講師:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所
研究コーディネーター 宇都木(うつぎ) 玄(はじめ) 氏
5 出席者(オンライン参加含む)
素材生産事業者、製材事業者、関係団体、県・市町行政関係者等 約60名
6 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 企画戦略部(担当:都留(つる))
Tel:0835-28-1211 Fax:0835-38-4115
E-mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp
【参考】
(1)農林業産学公連携プラットフォーム
山口県農林総合技術センター(農林業の知と技の拠点)が、民間企業、大学、関係機関等と連携し、現地から収集する課題とその解決に必要な知見とのマッチングを図り、課題解決力を向上するために新たに構築した体制。
(2)エリートツリー
成長が優れた林業用の樹木を人工交配して作った苗木の中から、より成長に優れたものを選抜したものの総称で、スギやヒノキなどで苗木生産が行われている。