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「やまぐちデジタル実装推進事業」の実証実験の開始について~マルチタスク車両を用いた医療・行政サービス~

ページ番号:0281990 更新日:2024年11月29日更新

県では、全県的なデジタル実装の加速化を図り、より多くの県民の方にデジタル化の効果を実感していただくため、令和5年度からデジタル実装のモデルとなるような優良事例を創出する「やまぐちデジタル実装推進事業」に取り組んでいます。

このたび、当事業の採択プロジェクト「移動型医療/行政サービス推進事業」について、周防大島町、町立病院、町内タクシー事業者が連携して、12月6日(金曜日)から、医療・行政の機能をあわせ持つマルチタスク車両を用いた実証実験を開始しますので、下記のとおりお知らせします。

1 実証実験の概要

日時 令和6年12月6日(金曜日)から令和7年2月28日(金曜日)まで
※初日は13時30分に、マルチタスク車両が周防大島町立東和病院を出発し、患者宅へオンライン診療(取材可)に向かいます。
実施場所 周防大島町内
​実証内容 マルチタスク車両が患者宅や最寄りの町内施設を巡回し、下記の医療・行政サービスを提供する。

  1. ​オンライン診療(内科慢性疾患等)
  2. 健康相談
  3. マイナカード申請手続(発行、マイナ保険証利用登録等)
  4. スマホ教室 など

【期待される成果】

自家用車等の移動手段を持たない高齢者などにとっては、医療機関や行政窓口までの移動負担が軽減され、受診、健康相談機会の増加や、スマホ役場(オンライン申請窓口)等の利用登録方法の受講、マイナ保険証利用に係る申請手続き等、住民の生活利便性の維持・向上が期待できる。

2 問い合わせ先

​山口県デジタル推進局 デジタル政策課 社会実装推進班(担当:中村、河野)
電話 083-933-1325

3 プロジェクトの概要

「移動型医療 /行政サービス推進事業」
提案企業 MONET Technologies株式会社
連携市町 周防大島町
連携団体 町立東和病院、町立大島病院、町内タクシー事業者
<取組の概要>
高齢化率が50%を超える周防大島町では、自家用車等の移動手段を持たない高齢者等の住民は、医療・行政サービスへのアクセスに困難を抱えている状況があります。このため、医療・行政の機能をあわせ持つマルチタスク車両を導入し、自宅や公民館など最寄りの場所で医療・行政サービスを提供することで、住民の生活機能の維持、向上を図ります。

参考

車両外観
マルチタスク車両外観
マルチタスク車両外観その2
車内の様子
マルチタスク車両車内の様子

「やまぐちデジタル実装推進事業」の概要 

〔実施手法〕企画提案による業務委託
〔委託先〕民間企業等(市町等と協力体制を構築済みのもの)
〔委託額〕1件あたり上限2千万円
デジタル実装推進事業 スキーム図