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水産分野の国際展示会「VIETFISH 2024」山口県ブースの出展について

ページ番号:0268898 更新日:2024年8月15日更新

 県は、地元産業界と一体となって「水産インフラ輸出構想」を推進しており、昨年10月から、県内企業が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の支援制度を活用して、ベトナム・キエンザン省において、漁獲物の鮮度保持に係る実証事業を実施しているところです。

 この度、実証事業の成果等をPRし、構想に参画している県内企業の現地での事業展開を支援するため、水産分野の国際展示会である「VIETFISH 2024」(ベトナム・ホーチミン市)に、山口県ブースを初めて出展します。

1 展示会の概要

水産業における機械、設備、サービス等に関する国際展示会

(1)展示会名

VIETFISH 2024

(2)期間

令和6年8月21日(水曜日)から同月23日(金曜日)まで

(3)場所

サイゴンエキシビション&コンベンションセンター

(4)主催

Vietnam Association of Seafood Exporters and Producers(VASEP)

(5)開催規模

(R5実績)来場者数 11,378人

(6)その他

8月22日(木曜日)午後2時から、会場内で、水産物の鮮度管理に関するセミナー(山口県主催)を開催予定

2 山口県ブースの展示内容(予定)

  1. パネル展示(水産インフラ輸出構想の参画企業の紹介、水産インフラ輸出構想・JICA実証事業の概要等)
  2. 動画上映(企業のPR動画、JICA実証事業の実施状況等)
  3. 資料配布(企業のパンフレット等)
  4. レムアイスの展示
  5. レムアイスで保冷した魚の試食

参考

1 水産インフラ輸出構想について(平成28年10月策定)

 漁獲、加工など一連の水産関連企業の立地がある本県の強みを活かし、漁獲から流通に至る一連の鮮度管理システムの導入に高いニーズがあるベトナム等ASEAN地域に対して、パッケージでインフラ輸出を行い、関連企業の業績拡大を通じた県経済の活性化を図るもの

2 実証事業の概要について

(1)事業内容

 ベトナム国キエンザン省において、保冷効果の高いレムアイスとFRP魚艙、水揚げ後の品質評価技術を組み合わせた「鮮度保持システム」を構築し、鮮度管理による水産物のロスの削減と高付加価値化を実証

(2)事業費(概算額)

2億円

(3)事業期間(予定) ※JICAから参加企業への業務委託期間

令和4年1月から令和6年8月まで

(4)参加企業

 
企業名 役割
(株)豊物産 レムアイス供給制御システムの整備・構築
(株)ニシエフ 貯氷タンクと魚艙のFRP化
フジミツ(株) 漁獲物の高品質化や流通に関する技術的評価、助言

(5)イメージ図

イメージ図

  1. レムアイス:シャーベット状に氷と海水を攪拌した鮮度保持効果が高く魚を傷つけにくい氷
  2. FRP:繊維強化プラスチック(樹脂などにガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させた強化プラスチック)

お問い合わせ先

イノベーション推進課 新事業支援班
Tel:083-933-3140
Fax:083-933-3159
Mail:a16900@pref.yamaguchi.lg.jp