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コレクション展(浮世絵)「美人画の四季」の開催について(第1期~第3期)
1 会期
第1期:令和6年7月9日(火曜日)から7月28日(日曜日)
第2期:令和6年7月30日(火曜日)から8月25日(日曜日)
第3期:令和6年8月27日(火曜日)から9月23日(月曜日・祝日)
※全体会期:令和6年7月9日(火曜日)から令和7年4月13日(日曜日)を全9期に分けて、3作品ずつ展示します。
【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)
【休館日】 毎週月曜日、(祝日・休日、第一月曜日を除く)、祝日・休日で開館した月曜日の翌平日、年末年始、展示替え期間
【観覧料】 一般300円(240円) 学生200円(160円)
※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介護者(1名)は無料。
2 場所
山口県立萩美術館・浦上記念館 陶芸館2階 展示室8
3 概要
(1)展示内容
江戸時代に誕生・隆盛した浮世絵版画は、明治へと時代が移ってからも制作が続けられますが、新たにもたらされた石版画や銅版画の技術向上にともない、衰退を余儀なくされます。
浮世絵界がこのような状況にあった明治20から30年代(1887から1897)、水野年方(みずの としかた)、右田年英(みぎた としひで)、尾形月耕(おがた げっこう)らが手掛けた美人画には、季折々の風俗を楽しむ女性たちの姿が描かれ、それらは江戸情緒を残しながらも、近代的で清新な感覚を含んだものでした。彼らは、浮世絵師として錦絵や挿絵などの版下絵を描いただけでなく、肉筆による日本画の分野でも活躍した絵師たちです。
そのため、こうした一連の美人画は、浮世絵版画らしい木版表現が見どころであるとともに、人物描写や色彩といった点で、日本画を想い起させるものでもありました。
(2) 関連イベント
ギャラリー・トーク ※要観覧券
第1期:令和6年7月13日(土曜日)11時から(30分程度)
第2期:令和6年8月24日(土曜日)11時から(30分程度)
第3期:令和6年9月14日(土曜日)11時から(30分程度)
※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。
4 問い合わせ先
山口県立萩美術館・浦上記念館
〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401
URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>
5 主な展示品紹介
第1期:7月9日(火曜日)から7月28日(日曜日)展示
水野年方「今様美人 七」
第2期:7月30日(火曜日)から8月25日(日曜日)展示
尾形月耕「婦人風俗盡 虫ぼし」