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コレクション展(東洋陶磁・陶芸)「龍―伝説への道」の開催について

ページ番号:0263422 更新日:2024年7月1日更新

1 会期 

令和6年(2024年)7月9日(火曜日)から12月22日(日曜日)

【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)

【休館日】 毎週月曜日、(祝日・休日、第一月曜日を除く)、祝日・休日で開館した月曜日の翌平日

【観覧料】 一般300円(240円) 学生200円(160円)

  ※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。

※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介護者(1名)は無料。

2 場所 

山口県立萩美術館・浦上記念館 陶芸館1階 展示室7

3 概要

 (1)展示内容

 中国で生まれた龍は、最高の瑞祥(ずいしょう)を示す神獣(しんじゅう)として知られ、古くから文様装飾として用いられてきました。とりわけ皇帝の象徴としてやきものに盛んに表現されるようになるのは、元(げん)時代(1271~1368)以降です。明(みん)時代初期(15世紀)に景徳鎮窯(けいとくちんよう)に宮廷の御用磁器を焼造する官窯(かんよう)が置かれるようになると、五爪(ごそう)の龍の文様が皇帝を象徴する文様として一つの完成された姿を示すようになり、それらは後代の規範ともなって引き継がれていきます。朝鮮半島でも龍は、中国の影響を受けて高麗青磁や朝鮮王朝時代(1392~1897)の官窯の磁器に表されています。

 本展では、中国・朝鮮の歴代王朝のやきものに表された龍文様の作品をはじめ、龍のモチーフを自己の表現として取り込み壮大なスケールの物語として展開した三輪龍氣生(みわ りゅうきしょう)の《龍人(りゅうじん)伝説》シリーズの陶芸作品を展観し、これまでの東洋の造形の世界においてその魅力的な世界観を展開した龍のかたちを紹介します。

(2) 関連イベント  

ギャラリー・トーク ※要観覧券

令和6年7月27日(土曜日)、9月28日(土曜日)、11月23日(土曜日・祝日) 

いずれも11時から(30分程度)

※都合により変更となる場合もあります。詳しくは当館ウェブサイトをご覧ください。

 

4 問い合わせ先

山口県立萩美術館・浦上記念館

〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401

URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>

 

5 主な展示品紹介

五龍彩文壺

五彩龍文壺(ごさいりゅうもんこ) 

中国・景徳鎮窯 明時代・万暦在銘(1573~1620) 当館蔵(浦上敏朗氏寄贈)

 

三輪龍氣生 《愛の季(とき)》

三輪龍氣生 《愛の季(とき)》 2010年 当館蔵