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「山口県ならでは」の新たなウニ養殖の取組について紹介します! ~様々な餌で身入り改善、味・香りの変化を研究~

ページ番号:0260889 更新日:2024年6月11日更新

1 目的

 県では、県内各地の特産品とコラボした「山口県ならでは」の養殖ブランドの開発を行っており、その一環として、水産研究センターにおいて野菜や果物、食品残渣など様々な餌をウニに与えることで、身入りの改善や、味、香りの変化を研究しています。

 今般、ウニの身入り改善及び香り付けに一定の効果を確認したことから、これまでの取組について紹介します。

ウニ1

ウニ2

ウニ3

 

 

2 日時及び場所

  日時:令和6年6月17日(月曜日)10時から11時

  場所:山口県水産研究センター外海研究部(長門市仙崎2861-3)

 

3 内容

(1)陸上水槽での試験状況紹介

(2)ウニ身入り状況の確認(殻割り作業)

(3)パネル展示(試験概要、餌及び提供企業の紹介等)

(4)ウニの試食

 

4 問い合わせ先

  山口県水産振興課      担当:久村(083-933-3546)

  山口県水産研究センター   担当:大田、白木(0837-26-0711)

 

5 場所

地図

 

【参考】

◆新たなウニ養殖の取組について

・山口県は全国的にもウニの漁獲量が多く(R3漁獲量:125トン(全国9位))、アワビ(R3:全国7位)、サザエ(R3:全国2位)と同様に重要な漁獲物です。

・近年、全国的に藻場の減少傾向が進行する中、県内各地でも同様の傾向となっており、これと時期を同じくして、餌(海藻)不足により身入りが悪く商品価値のないウニが増加し、藻場回復の障害の一因となっています。

・本県では令和5年度から、このウニに県内の未利用資源や特産品等を与え、身入りの改善や香り付けを行うことで、本県の特色を活かした「山口県ならでは」のウニ養殖の開発・普及に取り組んでいます。