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令和6年度山口県PEMECコースの開催について(第1回)

ページ番号:0258708 更新日:2024年5月23日更新

 本県の救急搬送において、病院前救護活動の高度化・標準化を図り、内因性疾病傷病者の「防ぎ得た死亡と後遺症」を回避するための取り組みとして、県内の消防本部に勤務する救急救命士向けに専門研修「山口県PEMECコース」を開催します。

 

1 日時

 令和6年6月2日(日曜日)8時30分から16時

 

2 場所

 山口県消防学校(山口市鋳銭司6440-1)

 

3 参加者

・受講者(県内各消防本部から救急救命士36名、オブザーバー等7名)

・インストラクター(県内外から医師、看護師、救急救命士等34名)

・インストラクターキャンディデート(医師、救急救命士17名)

 ※インストラクターキャンディデート:コース受講後1年以内で指導を希望している者 

・世話役 山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター 准教授 藤田 基

     ※日本臨床救急医学会のPEMEC企画運営小委員会委員

 

4 プログラム

 別添のとおり

 

5 PEMECの概略

(1)PEMECの目的

  目的は、疾病(内因性)傷病者の「防ぎ得た死亡と後遺症」を回避することである。

  高度な救急処置や治療を必要とするような重症例のみでなく、中等症以下の疾病傷病者に対する病院

 前救護も包括する。

  また、PEMECは、心肺停止や意識障害、脳卒中など、より重篤な病態を呈する傷病者に対する適

 切な病院前救護を提供するとともに、BLS(ビーエルエス)(※1)やPSLS(ピーエスエルエス)

(※2)などの適用をも促す。

  PEMECによって、疾病傷病者の病態理解と正確で迅速な緊急度・重症度判定が促進され、ひいて

 は評価に基づく適切な救急処置と医療機関選定が可能となる。

 (2)PEMECの対象

  対象は、通報の段階で心肺停止状態ではなく、外傷によるものを除外した疾病傷病者(非心肺停止の

 内因性傷病者)である。

  なお、この中には意識障害やPSLSで扱う脳卒中も含まれる。

 ※1 BLS:心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のこと

 ※2 PSLS:脳卒中病院前救護

 

添付ファイル

プログラム (PDF:103KB)

 

 

 

お問い合わせ先

消防保安課 消防救急班
Tel:083-933-2399
Fax:083-933-2408
Mail:a11600@pref.yamaguchi.lg.jp