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「ムギ類の赤かび病の防除について」の技術資料を発表します
1 概要
福岡管区気象台4月25日発表の1か月予報では4月27日~5月10日頃まで、気温は高く、曇りや雨の日が多くなり日照時間も少なくなると見込まれています。これらは、赤かび病の発病を助長することから、山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)では、ムギ類赤かび病の防除時期について技術資料を発表します。
天候を勘案しながら、2回目・3回目の適期防除の徹底を実施するよう、生産者、関係機関等に呼びかけます。
情報は山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ (https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22318.html)で提供します。
2 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 農林業技術部 環境技術研究室(山口県病害虫防除所)
東浦祥光、吉村剛志 (Tel 0835-28-1211:代表)
<参考>
ムギ類の赤かび病とは
主に穂に発生する。出穂後の開花期に最も感染しやすく、穂の成熟が進むと桃色のカビが見られる。4月以降、高温多雨の年に発生が多くなる。病原菌が産生するカビ毒が人畜に有害であることから、本病被害粒に対する混入限度が農産物検査規格により定められており、ムギ類の最重要病害である。
赤かび病の被害穂