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コレクション展示(東洋陶磁)「あこがれのうつわ-青花・五彩-」のご案内
1 会期
令和6年(2024年)4月22日(月曜日)から6月23日(日曜日)
【開館時間】9時から17時(入場は16時30分まで)
【休館日】 毎週月曜日(ただし4月22、29日、5月6日、6月3日は開館)
【観覧料】 一般300円(240円) 学生200円(160円)
※( )内は20名以上の団体料金。70歳以上の方と18歳以下の方、および高等学校・中等教育学校・特別支援学校に在学する生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介護者(1名)は無料。
2 場所
山口県立萩美術館・浦上記念館 本館1階 展示室2
3 展示内容
(1)概要
麗しい白磁に清々しい青文様を描いた青花磁器や、白磁に赤、緑、黄などの顔料を用いて文様を表した五彩磁器は、中国陶磁の歴史のなかでひときわ輝きを放つやきものです。中国を代表する一大窯業地である景徳鎮(江西省)の官窯では、高品質の青花・五彩磁器を生み出し、特に明時代(1368~1644年)には技術が安定し、多くの優品が遺されています。一方、景徳鎮民窯でも明時代末期から清時代初めにかけて、ヨーロッパなどへの輸出が盛んになり、魅力あふれる磁器がつくられました。
本展覧会では、明時代の景徳鎮官窯の洗練された文様で装飾された優美な作品や、景徳鎮民窯や漳州窯(福建省)の親しみある文様を施した磁器をはじめ、日本で最初につくられた磁器「伊万里焼」の初期伊万里や柿右衛門様式などの作品も展示し、日本人を魅了した中国の青花・五彩磁器とその影響を受けながらも独自の様式を展開した伊万里焼の染付・色絵磁器の魅力について紹介します。
同時開催中の特別展「兵庫陶芸美術館所蔵 赤木清士コレクション 古伊万里のモダン-華麗なるうつわの世界」とあわせてお楽しみください。
(2) 関連イベント
ギャラリー・トーク(担当学芸員による作品解説)要観覧券
令和6年5月11日(土曜日) 11時から12時
4 問い合わせ先
山口県立萩美術館・浦上記念館
〒758-0074 萩市平安古町586-1 Tel 0838-24-2400/Fax 0838-24-2401
URL: https://hum-web.jp/<外部リンク>
5 主な展示品紹介
青花牡丹唐草文鉢 中国・景徳鎮官窯 明時代(宣徳在銘)・1426から1435年 当館蔵(松村實氏御遺族寄贈) 撮影:下瀬信雄
五彩鴛鴦文皿 中国・景徳鎮官窯 明時代(萬暦在銘)・1573から1620年 当館蔵(松村實氏御遺族寄贈)撮影:下瀬信雄