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令和6年度 山口県立美術館コレクション展第1期の開催について
1 会期
令和6年4月12日(金曜日)~6月16日(日曜日)
2 場所
山口県立美術館(山口市亀山町3-1) 展示室A、B、C
3 概要
◆【展示室A】
麗らかに、凛として
4月12日(金曜日)から5月19日(日曜日)
明るい色彩に、すっきりとした描線。身近な対象に向けられた、繊細でやさしいまなざし。兼重暗香、横山松琴、松林雪貞、という山口ゆかりの3人の近代女性画家による、麗らかで、凛とした雰囲気が魅力的な日本画をお楽しみください。
初夏を愉しむ
5月21日(火曜日)から6月16日(日曜日)
古くから日本人は、涼やかな青緑や豊潤な水墨で描かれた「山水画」に癒されてきました。近代以降も身の回りの草花や小動物が憩う「景色」を切り取った作品が好んで描かれています。防長の画家の作品を中心に、新緑の季節にこそ心を遊ばせたい日本画を紹介します。
◆【展示室B】 レディ、レディ、レディ!-写真家が見つめた昭和の女性
華やかモダニズム文化とともに幕を開けた昭和は、その後、戦争、敗戦、復興そして高度経済成長へと目まぐるしく揺れ動いていくこととなります。この激動の時代を生きた女性たちを、当館の写真コレクションによってご紹介いたします。
◆【展示室C】線こそ命-松田正平の素描と水彩
その自在な線描から、松田正平(1913-2004)の作品は、即興的な絵と思われがちです。しかし、気まぐれとも見える線で描かれたバラや魚、周防灘の風景は、不思議なことに強い実感を伴っています。絵は「結局、線こそ命」と語った松田正平。その洒脱で奔放な芸術の魅力を、素描と水彩画でご紹介します。
4 観覧料
一般 300円 学生 200円
- 18歳以下と70歳以上及び高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する方等は無料。
- 障害者手帳等をご持参の方とその介護の方1名は無料。
5 開館時間
9時から17時(入館は16時30分まで)
6 休館日
月曜日(ただし4月29日、5月6日、6月3日は開館)
7 お問い合わせ・連絡先
山口県立美術館
〒753-0089 山口市亀山町3-1
Tel 083-925-7788/Fax083-925-7790 URL https://y-pam.jp/
〈主な展示作品〉
麗らかに、凛として 4月12日(金曜日)~5月19日(日曜日)
松林 雪貞《長春花図》 1953年 絹本着色 山口県立美術館
初夏を愉しむ 5月21日(火曜日)~6月16日(日曜日)
松林 桂月《愛吾廬》 1936年 絹本着色 山口県立美術館
レディ、レディ、レディ!-写真家が見つめた昭和の女性
林 忠彦《引き揚げ、上野駅『カストリ時代』(1980)より》 1946年 ゼラチン・シルヴァー・プリント 山口県立美術館
線こそ命-松田正平の素描と水彩
松田正平《ハゲ(カワハギ)》 パステル・鉛筆/紙 1991年 山口県立美術館