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国立感染症研究所 実地疫学専門家養成コースへの職員研修派遣について

ページ番号:0251312 更新日:2024年3月29日更新

 県では、新型コロナウイルス感染症対応への経験を踏まえ、次の新たな感染症危機に対する平時からの備えや、実際の危機発生時に必要な対策を確実に実施するため、下記のとおり、本県初となる、国立感染症研究所「実地疫学専門家養成コース(FETP)」への、職員の長期研修派遣を行いますので、お知らせします。

                                           記

1 実地疫学専門家養成コース(FETP※)について

[研修目的] 

自治体における、質の高い感染症対応体制の維持・改善と、感染症の流行時等に

迅速かつ的確な実態把握と原因究明を行う、実地疫学専門家の養成

 

〇 国内外における多くの感染症事象と、その対処法を習得することで、未知の感染症による健康危機が発生した際、高い専門的な知見に基づき、必要な対策を機動的に実施し、感染拡大を確実に防止

〇 平時においては、質の高い感染症サーベイランスを実施し、いつ発生するか分からない感染症危機への備えとして、行政や医療機関の関係者に対し、有事における対策を指導

[研修内容]

 国立感染症研究所を始め、世界保健機構(WHO)や米国疾病対策予防センター

(CDC)等の専門機関により、以下の習得に向けて指導

・国内外の感染症危機事象の情報収集、リスク評価

・感染症の集団発生時における現地への介入と実地対策

・感染症疫学研究の国内外における論文や学会発表 等

  • Field Epidemiology Training Program

2 派遣職員

 医師  1名 保健師 1名

3 派遣期間 

令和6年4月1日から令和8年3月31日(2年間)