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美術品寄贈に対する紺綬褒章伝達式について
本県の芸術文化の振興のため、令和5年2月24日に永地秀太(ながとちひでた)筆「静物」等の寄贈をされた有𠮷髙春(ありよしたかはる)氏に対して紺綬褒章が授与されましたので、下記のとおり伝達式を行います。
1 日時等
(1)日時 令和6年3月30日(土曜日)11時00分から11時20分
(2)場所 山口県立美術館 館長室
2 出席者
(相手方)
受章者 有𠮷 髙春氏(永地秀太の親族(曾姪孫))
(県側)
山口県立美術館長 北村 敏克
3 備考
・紺綬褒章は地方公共団体等へ500万円以上の寄附を行った個人等が対象
・県立美術館では「生誕150年 永地秀太展」を3月31日(日曜日)まで開催中
<寄贈作品>
|
ジャンル |
作者 |
タイトル |
制作年 |
1 |
作品(洋画) |
永地秀太 |
静物 |
1915 |
2 |
作品(洋画) |
永地秀太 |
一兵卒(兵士の図) |
1890-1900 |
3 |
作品(洋画) |
永地秀太 |
風景(鎌倉の海) |
1907 |
4 |
作品(洋画) |
永地秀太 |
風景(モンティニー=ル=ブルトンヌー) |
1921 |
5 |
作品(洋画) |
永地秀太 |
風景(モンティニー=ル=ブルトンヌーの教会) |
1921頃 |
6 |
資料 |
作者不詳 |
風景(田園) |
1920-22 |
永地 秀太 (ながとち・ひでた) 1873(明治6年)~ 1942(昭和17年)
下松市出身。旧姓有吉。1890年から松岡寿に師事し、1892~94年、明治美術会附属教場絵画科に学ぶ。1902年(明治35)太平洋画会に創立委員として参加。文展に連続出品し、帝展審査員、東京高等工芸学校教授を務める。正確なデッサンと明るい穏やかな色彩が特徴。山口県洋画家の先駆的存在。