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医療関連分野における事業化案件について
県では、今後の成長が期待される医療、環境・エネルギー、バイオ関連分野において、産学公金連携による研究開発・事業化の促進に取り組んでいます。
このたび、医療関連分野において、徳機株式会社(周南市)が、県産業技術センターの技術支援の下、下記のとおり、「福祉用具室内歩行車(製品名:自由自座位SSS2301)」を開発・事業化しましたのでお知らせします。
記
1 福祉用具室内歩行車「自由自座位 SSS2301」
(1) 開発の概要
○ 高齢者が、その移動を支援する歩行車を使用する際には、歩行速度に足が追い付かず、
歩行車だけが前進して、身体が前のめりとなってしまうと、転倒の危険があるといった
課題があります。
○ そこで、同社では、令和4年度に高齢者の起立着座をサポートする機器として開発した
「起立着座リハビリ支援車」を改良し、使用者に合わせた速度調整を可能とすることで、
高齢者が安心して歩行することができる「福祉用具室内歩行車」を開発・事業化しました。
(2) 特徴等
〇 ダイヤル式の車輪抵抗器により、使用者の体力に合わせた速度調整をすることができます。
〇 今回の改良により、介護保険の福祉用具貸与の対象となりました。
※ 福祉用具情報システム(TAIS)コード:02075-000002
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2 開発企業
【企業名】徳機株式会社(https://www.tokkiltd.co.jp/<外部リンク>)
【代表者】岡田 哲矢(オカダ テツヤ)
【所在】周南市港町11番1号
【資本金】5,000万円
【事業内容】工業製品の設計・製造・配管・据付工事・メンテナンス
【従業員】230名
【問合先】エコ事業部 [担当者名]参事 中村 光男(Tel:0834-26-1080)
お問い合わせ先
イノベーション推進課
Tel:083-933-3150
Fax:083-933-3159
Mail:a16900@pref.yamaguchi.lg.jp