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やまぐち産業イノベーション促進補助金の補助事業に関する実証試験の開始について

ページ番号:0241500 更新日:2024年1月15日更新

 県では、今後の成長が期待される環境・エネルギー、医療、バイオ関連分野において、産学公金連携による研究開発・事業化の促進に取り組んでいます。

 このたび、医療関連分野において、株式会社クオリアシステムズ(山口市)及び山口大学による研究開発グループが、やまぐち産業イノベーション促進補助金[ネクスト]を活用した補助事業について、実証試験を開始しますのでお知らせします。

1 補助事業の概要​

(1)開発テーマ

   遠隔並びに隔離環境における高度医療提供プラットフォームの開発

(2)研究開発グループ

  ・株式会社クオリアシステムズ(山口市)
   〔システム全体の研究開発〕

  ・国立大学法人山口大学(大学院医学系研究科脳神経外科学講座)
   〔画像供覧システムの研究・医療利用のフィールド検証〕

(3)事業概要

  ○ 高度医療を担う専門医のいない医療過疎地の患者は、専門医が在籍する大学病院等まで赴いて
    診察を受けなければならず、その移動が患者や家族の負担となっています。

  ○ また、高齢患者にとっては、自身でIT機器を扱うことが困難であり、オンライン診療が進ま
          ないといった問題もあります。

  ○ そのような問題を解消するため、医療過疎地の高齢患者が簡単に医療相談を受けられる遠隔通
          信システムを構築します。

【構成イメージ】
構成イメージ

・遠方 の家族も診察に参加可

 

・高齢患者やIT機器に不慣れな人でも使用できる端末の開発

 

(4)支援内容

     ・やまぐち産業イノベーション促進補助金[チャレンジ](令和4年度)

     ・やまぐち産業イノベーション促進補助金[ネクスト](令和5年度)

2 実証試験の内容​

(1)遠隔健康相談

 (ア) 実施期間

        令和6年1月16日(火曜日)から ※終了時期については未定
              毎週火曜日 11時30分から

 (イ) 実施場所

       小野ふれあいセンター(宇部市大字小野字山根8294番地4)

 (ウ) 実施内容

   ・本事業で開発した通信端末「ゼロタッチタブレット」を活用し、小野ふれあいセンター
          から遠隔で山口大学医学部附属病院の専門医に医療相談

      ・遠方の家族も同時に参加可能

【ゼロタッチタブレット】
 ゼロタッチタブレット

ボタンを1回押すだけで利用できる高齢患者やIT機器に不慣れな人でも使用できる通信端末

 (エ)その他

    詳細については、別添「案内チラシ」参照

         案内チラシ (PDF:500KB)

(2)遠隔脳疾患相談

 (ア) 実施期間

    令和6年1月中に開始予定

 (イ) 実施場所

    美祢市立病院

    今後、山間部や山陰地域の病院を中心に実施予定

 (ウ) 実施内容

     ・病院から希望者に「ゼロタッチタブレット」を貸し出し、自宅にいながら遠隔で山口大学
          医学部附属病院の専門医に脳疾患に関する医療相談

   ・遠方の家族も同時に参加可能

3 開発関係企業等の概要​

 
企業等 株式会社クオリアシステムズ 国立大学法人山口大学
代表者 代表取締役 池田 直人 学長 谷澤 幸生
住所

■本 社

東京都杉並区高円寺南4丁目26−16

■山口支社

山口市大内長野825番地1
山口市吉田1677-1
資本金等 1,000万円 162億円
従業員等 31名 2,807名
事業内容 Webアプリケーション開発・運用等 教育・学術研究機関
問い合せ先

商品開発部 吉田 透

Tel:03-5941-6055

Mail:toru@qualias.jp 

医学部総務課広報・国際係 西村

Tel:0836-22-2009

Mail:me268@yamaguchi-u.ac.jp

お問い合わせ先

イノベーション推進課
Tel:083-933-3150
Fax:083-933-3159
Mail:a16900@pref.yamaguchi.lg.jp