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ダイズの吸実性カメムシ類の発生が多く、防除の徹底が必要です(注意報第3号発令)
1 概要
山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、ダイズの重要害虫である「吸実性カメムシ類」の注意報を発令します。
8月下旬の巡回調査におけるダイズの吸実性カメムシ類の発生は、過去10年で最も多くなっています。
このため、莢伸長期(開花期後30日頃)と子実肥大期(開花期後45日頃)の防除の徹底を呼びかけています。
令和5年度農作物病害虫発生予察注意報第3号 (PDF:466KB)
2 情報提供方法
情報は、山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ
( https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22321.html )で提供しています。
<参考>吸実性カメムシ類について
〇ダイズの重要な害虫の一つで、本県の主な種類は、イチモンジカメムシ、アオクサカメムシ、ホソヘリカメムシ等です。
〇本虫は、ダイズの莢に針状の口器を突き刺して吸汁し、落莢や子実の変形を生じさせます。被害が大きいと収量減の要因となります。
イチモンジカメムシ ホソヘリカメムシ カメムシによる被害粒
お問い合わせ先
山口県農林総合技術センター農林業技術部 環境技術研究室(山口県病害虫防除所)
担当 中川 (なかがわ)、東浦 (ひがしうら)
Tel:0835-28-1211(代表)
Mail:a172011@pref.yamaguchi.lg.jp