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「施設園芸スマート化に関する情報交換会」を開催します!

ページ番号:0224018 更新日:2023年8月16日更新

1 概要

 農林総合技術センターでは、地元企業や県内でトップレベルの栽培技術を持つ「農の匠」と連携して環境制御システムを開発するとともに、本県独自のクラウドシステムを構築中です。このたび、「農林業の知と技の拠点」の開設に併せ、「農の匠」に学んだ環境制御技術の共有やシステム紹介、農業経営者等との情報交換を行います。

2 日時

   令和5年8月22日(火曜日)午後1時から午後3時半まで

3 場所

  山口県農林総合技術センター大会議室(農林業の知と技の拠点)

  防府市牟礼10318

4 内容

(1)イチゴ・トマトの植物生理を基にしたハウス内環境制御技術

(2)環境制御・クラウドシステムの紹介

(3)イチゴ・トマトの「農の匠」栽培管理の特徴と環境制御の基本設定

(4)場内見学

5 参加者

山口県スマート園芸研究会会員、生産者、JA山口県、県関係者、その他

 ※参加申し込みは、すでに締め切っておりますが、会場に空きがある場合は御案内できますので、早めに御連絡ください。

6 問い合わせ先

  農林総合技術センター農林業技術部農業技術研究室  重藤(しげふじ)、原田

  Tel:0835-28-1211 Fax:0835-38-4115

  E-mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp

7 参考

<参考1>スマート農業

 ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産等を実現する新たな農業のことです。異業種では、ロボット技術や人工衛星を活用したリモートセンシング技術、クラウドシステムをはじめとしたICT活用が進展しており、農業分野への活用が始まっています。農業の現場では、省力・軽労化を更に進めるとともに、新規就農者への栽培技術の継承等が重要な課題となっています。

 

<参考2>環境制御システム

 施設園芸では、換気窓、保温カーテン、暖房機、潅水装置などの各種電気設備が装備されています。環境制御システムとは、これらを統合操作して、植物の収量や品質を高める環境を作り出すシステムです。山口県と(株)サンポリは2020年12月にイチゴ・トマト統合環境制御システム「Evoマスター」を共同開発し、商品化しました。 

環境制御機器の画像

<参考3>クラウドシステム

 計測センサーから得られたハウス内環境等のデータや、環境制御システムによって電気設備が稼働した情報をクラウドに記録します。「Evoマスター」専用クラウドでは、データ集計機能や、農林総合技術センターや県内生産者とのデータ共有機能等を備えています。

エボマスタークラウドのモニタリング画面