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ノーザン・エッジ23-2における岩国飛行場への一時展開について
このことについて、本日(27日)、中国四国防衛局から説明があり、これを受けて、要請を行いましたので、下記のとおりお知らせします。
記
1 日時 令和5年6月27日(火曜日)15時30分
2 相手方 中国四国防衛局企画部長 田實 博幸(たじつ ひろゆき)
3 対応者 総務部理事 近藤 和彦(こんどう かずひこ)
4 国の説明内容 ※裏面 防衛省説明資料 (PDF:96KB)参照
○ 岩国基地において、米軍が7月2日(日曜日)から7月21日(金曜日)までに予定しているノーザン・エッジの訓練を実施するため、6月28日(水曜日)以降、米軍三沢基地所属の戦闘機F‐16が12機程度、米軍嘉手納基地所属の戦闘機F‐15Eが12機程度岩国基地へ展開する予定
○ 一方で、7月2日(日曜日)から7月21日(金曜日)までの間、米軍岩国基地所属のFA‐18C/Dが12機程度嘉手納基地へ展開する予定
○ また、7月7日(金曜日)から7月14日(金曜日)までの間、岩国基地へ展開したF‐15Eが7機程度築城基地へ、2機程度硫黄島へ展開する予定
○ 訓練期間中は、訓練空域に移動し、空対空戦闘訓練などを実施する予定であり、これまでに米側よりもたらされている情報によれば、移動のため、土日及び深夜に離着陸を行う可能性があると認識している。
○ 日程や機数は現時点のものであり、変更される可能性がある。展開してきた米軍戦闘機が撤収するまでの間、物資輸送等のため米軍輸送機(C‐130又はC‐17)が飛来することがあるが、当日中に撤収する予定
○ 本訓練に関連して、岩国飛行場に艦船が入港する予定はない。また、岩国飛行場においては、現時点で米軍と航空自衛隊の共同訓練を実施する予定はなく、米国以外の第3国軍が参加する予定もない。
〇 防衛省としては、展開する米軍戦闘機について、岩国日米協議会における確認事項の遵守や、土日及び深夜の飛行訓練を控えるよう申し入れており、今般の一時展開による地元への影響が最小限となるよう、引き続き努めてまいる。
5 国への要請内容(口頭要請)及び回答
【要請内容】
○ 訓練の実施に当たっては、日米合同委員会合意や岩国日米協議会における確認事項の遵守など、騒音対策や安全対策に万全を期すること。
特に、深夜の離着陸について、地元の負担を考え、最終離着陸時間が滑走路運用時間内の23時までとなるよう努めること。
○ 今回の展開期間が、なし崩し的に延長されることがないようにすること。
【回答内容】
要請のあった事項も踏まえ、日米間で連携を図りながら、引き続きしっかり対応してまいる。