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令和2年度市町民経済計算について
市町民経済計算は、県民経済計算の結果を基に市町内総生産、市町民所得等を推計するもので、令和2年度市町民経済計算の結果は下記のとおりです。
1 要旨
- 市町内総生産は、下関市が9,487億円と最大(県全体の15.4%)で、増加したのは和木町をはじめ6市町、減少したのは岩国市をはじめ13市町。新型コロナウイルス感染症の影響を受けたことにより、県全体で1.8%減。
- 人口1人当たり市町民所得は、周南市が403万5千円で最大。県平均は296万0千円。
(1)市町内総生産
ア 市町内総生産 (県計 6兆1,481億円)
市町内総生産の県全体に占める割合は、下関市、周南市、山口市、宇部市、防府市、岩国市、光市、山陽小野田市で高く(5%以上のもの)、この8市で県全体の82.4%を占めている。
イ 対前年度増加率 (県全体1.8%減)
市町内総生産の対前年度増加率は、製造業が増加した和木町(34.3%増)をはじめ、阿武町、田布施町等6市町で増加し、電気・ガス・水道・廃棄物処理業、製造業等が減少した岩国市(9.4%減)等13市町で減少している。
(2)市町民所得(分配)
ア 市町民所得 (県計 3兆9,731億円)
市町民所得の県全体に占める割合は、下関市、山口市、周南市、宇部市、岩国市、防府市で高く(5%以上のもの)、この6市で県全体の76.9%を占めている。
イ 人口1人当たり市町民所得 (県平均296万0千円)
人口1人当たり市町民所得が県平均以上の市町は4市で、周南市、山口市、下松市、山陽小野田市となっている。
※注1)市町民所得 = 市町民雇用者報酬+財産所得+企業所得
※注2)「人口1人当たり市町民所得」は、市町民所得を市町人口で除したものです。企業の利潤等も含んだ各市町経済全体の所得水準であり、個人の給与や収入の水準を表すものではありません。
2 その他
市町の区分は、令和2年度末現在の行政区画(19市町)によっています。
なお、「令和2年度市町民経済計算の概要」及び詳細な統計表は、県ホームページに掲載しています。
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