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夏期食品一斉監視指導を開始します
夏期における食中毒の発生防止及び食品衛生の向上を図るため、下記のとおり食品関係営業施設に対し、一斉監視指導を実施します。
また、家庭における食中毒予防対策についても、呼びかけを行います。
1 実施期間
令和5年7月3日(月曜日)から
令和5年8月31日(木曜日)まで
2 実施機関
各健康福祉センター
3 重点監視項目
1. HACCPに沿った衛生管理の監視・啓発強化
2. 食中毒予防対策の強化
3. 食品表示法に基づく適正表示の徹底
≪参考≫
食中毒発生状況(1月から12月で集計) | 件数 | 患者数 | 死者数 |
---|---|---|---|
令和5年6月26日現在 (うち下関市) |
5件 (1件) |
64人 (20人) |
0人 |
令和4年同期 (うち下関市) |
6件 (1件) |
17人 (1人) |
0人 |
4 家庭での食中毒予防のための呼びかけ事項
1. 手は、せっけんでよく洗いましょう。
2. 包丁、まな板などの調理器具もよく洗い、消毒しましょう。また、生の肉や魚を切った後の包丁、まな板で、野菜や調理した食品など、そのまま食べるものを切らないようにしましょう。
3. 生や加熱不十分な食肉を食べることは控えましょう。また、焼肉などは、しっかり加熱して食べましょう。生の食肉と加熱済みの食肉を取り扱う箸や皿は区別しましょう。
4. 鮮魚介類の切り身又はむき身を生で食べる場合には、「生食用」、「刺身用」等の表示があるものを購入しましょう。
5. 生食用鮮魚介類は、4℃以下で冷蔵保存し、冷蔵庫から出した後はすぐに食べましょう。
6. 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。目安は7割程度です。
7. 加熱調理の際には、よく加熱しましょう。目安は、中心部の温度が75℃・1分間以上です。
8. テイクアウトやデリバリー等のサービスで提供される食品は、室温で長く放置せず、速やかに食べましょう。(腸管出血性大腸菌O157は、室温では15から20分間で2倍に増えます。)
9. 残った料理は、早く冷えるように清潔な浅い容器などに小分けして保存し、時間が経ったものや少しでも危ないと思うものは、思い切って捨てましょう。
10. 夏期に弁当等を長時間保管することは、食中毒発生の危険性が大きいので、行楽等への自家製弁当の持参は控えましょう。(やむを得ず自家製の弁当を持参する場合は、保存性の高い食材で作り、クーラーバック等に入れて保管し、なるべく早めに食べましょう。)