下関漁港地方卸売市場の「優良衛生品質管理市場・漁港認定」の取得について

　下関漁港地方卸売市場は「高度衛生管理型市場」として、令和3年5月に全面供用開始し、市場関係者が一体となって衛生管理に取り組んでいます。

　当市場においては、一般社団法人大日本水産会が行う「優良衛生品質管理市場・漁港認定」の取得を目指して、衛生管理の取組を推進してきており、令和5年3月24日に開催された認定委員会において審査が行われ、令和5年3月30日、当市場が「優良衛生品質管理市場・漁港」として認定されました。

​1　優良衛生品質管理市場・漁港の認定制度

　　産地市場の品質や衛生管理の基準など、(一社)大日本水産会が定めた優良衛生品質管理市場・漁港認定基準に基づき、衛生管理に優れた産地市場を同会が認定する制度。

2　認定取得に向けた取組状況

(1)　令和2年11月に、高度衛生管理対策の目的、管理体制、ハード・ソフト対策などを定めた「下関漁港地方卸売市場衛生品質管理要領」を策定し、市場関係者が一体となって同要領に基づく衛生管理を実践。

(2)　優良衛生品質管理市場・漁港認定に関する調査機関である一般社団法人海洋水産システム協会による現地指導を数次にわたり受け、適宜、衛生管理の取組を改善。

3　(一社)大日本水産会による認定状況

(1)　全国では、青森、岩手、宮城、茨城、千葉、三重、和歌山、高知、鹿児島及び沖縄県内の一部の市場が認定を取得。（これまで27件が認定）

(2)　令和5年3月30日、下関漁港地方卸売市場と他市場1件の計2件が新たに認定。

4　認定取得により期待される効果

　　 「衛生管理に優れた産地市場」としての認知度が高まるとともに、「優良衛生品質管理市場・漁港認定ロゴマーク」を用いたＰＲ等により、取扱量の増加や魚価の向上等が期待される。

5　問い合わせ先

　　山口県下関水産振興局

　　担当：吉中

　　Tel083－266－2141