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イチゴの害虫アザミウマ類が多発しており、防除の徹底が必要です。(注意報発令)
1 概要
山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、「イチゴのアザミウマ類の注意報(第6号)」を発令しました。
3月下旬のイチゴほ場の巡回調査では、アザミウマ類の発生地ほ場は過去10年で最も多く、寄生花率も2月下旬から急増し、本虫による果実被害の発生が懸念されます。そのため、ほ場をよく観察し、発生を認めた場合は防除を行うよう呼びかけています。
注意報 第6号(イチゴのアザミウマ類) (PDF:322KB)
2 情報提供方法
情報は、山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ
( https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22321.html )で提供しています。
<参考>
○アザミウマ類とは?
成虫の体長は1.0~1.7mm程度で、主に花の中や新葉に生息する。イチゴではヒラズハナアザミウマなどが問題になる。成虫及び幼虫が花や幼果の表面を吸汁加害することで、果実の表面が褐変する。また、新葉では葉脈間に黒色の斑紋ができる。
写真1 イチゴの花に寄生する アザミウマ類成虫 写真2 アザミウマ類の被害を受けた果実(褐変)
お問い合わせ先
山口県農林総合技術センター農業技術部 資源循環研究室(山口県病害虫防除所)
担当 杉田 麻衣子(すぎた まいこ)中川 浩二(なかがわ こうじ)
Tel:令和5年3月31日まで 083-927-0211
令和5年4月1日から 0835-28-1211
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp