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イチゴの害虫アザミウマ類が多発していますので、防除を徹底しましょう。(技術資料発表)
1 概要
山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、技術資料第7号「イチゴのアザミウマ類の発生状況と防除対策について」を発表しました。
2月下旬のイチゴほ場の巡回調査では、アザミウマ類の発生地点率、寄生花率とも過去10年で最も多くなっており、本虫による果実被害の発生が懸念されます。そのため、ほ場をよく観察し、発生を認めた場合は防除を行うよう呼びかけています。
技術資料 第7号 イチゴのアザミウマ類の発生状況と防除対策について (PDF:294KB)
2 情報提供方法
情報は、山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ
( https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22321.html )で提供しています。
<参考>
○アザミウマ類とは?
成虫の体長は1.0~1.7mm程度で、主に花の中や新葉に生息する。成虫及び幼虫が花や幼果の表面を吸汁加害し、表面が褐変する。また、新葉では葉脈間に黒色の斑紋ができる。イチゴではヒラズハナアザミウマなどが問題になる。
写真1 イチゴの花に寄生する アザミウマ類成虫 写真2 アザミウマ類の被害を受けた果実(褐変)
お問い合わせ先
山口県農林総合技術センター農業技術部 資源循環研究室(山口県病害虫防除所)
担当 杉田 麻衣子(すぎた まいこ)
Tel:083-927-4006
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp