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新型コロナウイルス(オミクロン株BA.5系統、BA.2.75系統)の検出状況 について
現在、国のアドバイザリーボードにおいて、ゲノムサーベイランスによる監視が必要との見解が示されているオミクロン株は、2系統[BA.5、BA.2.75(通称:ケンタウロス)]ありますが、県環境保健センター等における今月(8月)のゲノム解析の結果、BA.5系統の検出率が97%と、ほぼBA.5系統に置き換わりましたので、お知らせします。
なお、BA.2.75系統については、今月(8月)のゲノム解析において、検出されていませんので、併せてお知らせします。
【陽性者のオミクロン株亜系統の検出状況】(8月18日現在)
○ BA.5の検出率 7月: 70.4% ⇒ 8月: 97.0%
<内訳>
区分 |
解析 件数 |
検出件数(検出率) |
||
BA.5 |
BA.2.75 |
BA.2 |
||
7月 |
135 |
95 (70.4%) |
2 (1.5%) |
38 (28.1%) |
8月 |
67 |
65 (97.0%) |
0 (0.0%) |
2 (3.0%) |
BA.5系統についても、6月まで主流となっていたBA.2系統と同様に、飛沫感染や接触感染で感染することから、感染対策は、これまでと変わるものではありません。
このため、県民の皆様には、引き続き、基本的な感染予防対策の徹底(十分な換気や三密の回避、手指消毒、会話時のマスクの着用など)をお願いします。
また、県では、引き続き、ゲノムサーベイランスにより発生動向を監視していきます。