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~構造材に100%県産木材を使用した初めての中大規模県施設~農林業の知と技の拠点施設「連携・交流館(仮称)」新築工事の構造見学会を開催します!
山口県では、「建築物等における木材の利用促進に関する基本方針」(令和4年3月策定)に基づき、県産木材の利用促進に取り組んでいます。
このたび、県産木材を使用した中大規模木造建築物への理解と関心を高め、県産木材利用の普及を図ることを目的として、建設中の県施設を建築関係者等にご覧いただく見学会を行います。
1 日時
令和4年8月25日(木曜日)
(1回目)午前10時30分から正午まで
(2回目)午後1時30分から午後3時まで
2 場所
農林業の知と技の拠点施設「連携・交流館(仮称)」新築工事現場
(山口県立農業大学校敷地内 防府市牟礼10318)
3 内容
建物の構造見学及び工法に係る先進技術や耐震性確保の工夫等に関する説明
※建物の構造が完成した状態であるため、構造材に県産木材を100%使用した構造を直にご覧いただけます。
4 参加者
建築及び設計に関わる建築関係者等
(1回目)45名、(2回目)37名 ※事前予約により決定済
5 主催
農林業の知と技の拠点施設連携・交流館(仮称)新築工事 澤田建設・技工団特定建設工事共同企業体
6 共催
山口県
7 その他
・常時マスクの着用、手指の消毒、受付での検温等の新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で実施します。
8 取材申込先・問い合わせ先
澤田建設株式会社 担当:齊藤(Tel 0835-28-1860)
山口県ぶちうまやまぐち推進課 担当:欅尾(くぬぎお)(Tel 083-933-3395)
【参考】
○「農林業の知と技の拠点施設連携・交流館(仮称)」は、木造2階建て、延べ床面積873.63平方メートル、木材使用量約145立方メートル(うち構造材90.6立方メートル)で、構造材に100%県産木材を使用。(供用開始:令和5年4月予定)
○木質系ラーメン構造である「サミットHR工法※」を採用。中大規模木造建築に使われる一つの工法であり、県内では6例目。
※サミットHR工法:柱や梁にエンジニアードウッド(構造用集成材や構造用LVL)を使用し、接合部に異形鉄筋を挿入させ、エポキシ樹脂で充填・硬化させることで、剛接合に近い強固な接合部を有する“鉄筋接合工法”。筋かいや耐力壁が不要となるため、大開口・大空間が可能。
完成予想図